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図5-4-10 港から目的地までの交通手段(年齢別)
 
 障害別にみると、「階段の昇り降りはきつい」、「車いすを使用している」、「1人での歩行は困難」など歩行に障害を有する人では、全般的に「タクシー」の利用が多い。そのほか「聞き取りにくい、よく聞こえないときがある」や「弱視である」、「ほとんど見えない(1人で外出可)」など聴覚や視覚に何らかの障害を有する人でも「タクシー」が多くなる傾向がみられる。
 
図5-4-11 港から目的地までの交通手段(障害別)
 
(5)船を利用するときの介助の有無
 船を利用するときに介助を「受けている」人は、17.4%である。
 地区別では、対馬地区では28.9%が介助を受けており、他地区に比べて割合が高くなっている。その理由として、対馬地区では筑前諸島などと比べて海上輸送の時間が長いことや、大型船では小型船に比べて乗下船時等に介助が必要な場合が多いことなどがあげられる。
 年齢別にみると、64歳以下では介助を「受けている」人の割合は11.6%であるが、65〜74歳では17.7%、75歳以上では22.7%と、高齢者ほど割合が高くなっている。
 
図5-4-12 船を利用するときの介助の有無(地区別)
 
図5-4-13 船を利用するときの介助の有無(年齢別)







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