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5-3 不定期航路事業実施体制の検討
5-3-1 運航管理の組織体制について
 
□不定期航路事業実施にあたっての運航管理の組織体制は、以下のとおり想定する。
□事業の総責任者は、NPO法人神社みなとまち再生グループ理事長の中村清氏とする。
□運航管理者は、上記同法人副理事長の中村康氏とする。
□運航管理補助者は、上記同法人事務局長の定浪利久氏とする。
□木造船を運航する船長は、『(仮称)勢田川丸船長会』のメンバーが、日替わりで船長を担当する。
□なお、当日、木造船の船長を担当するメンバーは、船の運航全般に関する作業を担当する。
□また、『(仮称)勢田川丸船長会』のメンバーは、下図で示した7名での発足を想定するが、適宜、有資格者をもってメンバーに加える。
 
図 想定される運航管理体制
 
 
□運航時における緊急連絡体制は、下図のとおり想定する。
 
図 運航時における緊急連絡体制
 
 
 想定される、当該日担当船長の職務としては、以下のものが想定されるが、原則、当該日に担当する船長は、木造船の操船、保守、点検等に関するすべての作業を担当する。
□担当船長が、木造船の夜間保管場所から、神社『海の駅』までの船の回航
□ルールの確認:運航に必要な海事法令等の確認
□航海計画:海潮流、水深、航行区域、乗船者名簿等
□気象、海象情報
□法定書類、備品の確認:免許証、検査証書、ライフジャケット等
□船体・機関の点検
□連絡体制の確保
□冷機運転
□船体・機関の保守
□水洗い、塩抜き(木割れ防止のため)
□航海記録、機関の運転日誌記入







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