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図IV-3.2 油分散剤散布管装置とノズル取付け金具の装着位置
 
図IV-3.3 ノズル取付け位置図(4個)
 
図IV-3.4 ノズル取付け位置図(8個)
 
図IV-3.5 ノズル取付け位置図(16個)
 
3 気象条件等
 気象等の計測・観測位置は図IV-3.1に示す滑走路のほぼ中央とした。
(1)天候 曇り時々雨
(2)風向・風速 北東、風速最大2.7m/秒
(3)外気温 16℃
(4)湿度 87%
 
IV-3-2-1 ダウンウオッシュの影響調査
 海上流出油に対し回転翼機から油分散剤を散布する場合、低高度での散布が効果的であるが、海面上の油膜に対するダウンウオッシュ(回転翼機が空を飛ぶために回すメインローター(回転する翼)により発生する下降気流)の影響を調査する必要がある。
 ダウンウオッシュ影響調査は、滑走路上に設置した調査紙及び水を張ったバットの上空を低高度と飛行速度を種々組み合わせて飛行し、その時の調査紙の移動状況並びにバット内に張った水の水面の挙動及びオーバーフローの有無について調査した。
 
1 環境条件
(1)試験場所 笠岡地区農道離着陸場
(2)天候 曇り
(3)風向・風速 北〜北東、風速最大3.1m/s
(Vantage PRO DAVIS社製(計測高さ地上1.5m))
(4)外気温 14〜15℃
(5)湿度 87〜89%
2 使用資機材等
(1)回転翼機
(2)油分散剤散布装置
(3)水道水(分散剤の代用)
(4)調査紙(落下調査板)
 感水紙(76mm×52mm) SYNGENTA社製(写真IV-3.8参照)
(5)バット(ダウンウオッシュ及び水滴落下状況調査)(写真IV-3.9参照)
 
写真IV-3.8 調査紙(落下調査板)
 
写真IV-3.9 バット







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