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(3)利用しやすい公共交通を目指した効果的な情報の提供
(1)公共交通利用促進のための各個人の交通行動に即したアプローチの実施
 
 マイカー利用者を中心に公共交通への利用転換(交通行動の転換)を図るため、各個人に対するきめ細かな情報提供や動機付けを行うアプローチ
 
○公共交通の利便性、社会効用等を分かりやすく伝える
○個々人の交通行動を評価し、改善プランを作成させる
○公共交通への利用転換による環境負荷軽減効果、健康増進効果等を定量的に示す
 
等を実施できないか。
 
(運輸局の補助メニュー)
 
●公共交通活性化総合プログラム(合意形成、アンケート調査等)
●TDM(交通需要マネジメント)実証実験事業費補助(割引減収分やPR費等ソフト経費補助の他、道路・警察等各施策改善に併せた利便性向上後の効果測定、アンケート実施等)
●広域的な公共交通利用転換に関する実証実験事業費補助(割引減収分やPR費等ソフト経費補助の他、利用転換方策としてのアンケート実施等)
 
交通計画の基本的考え方
 
 
(2)バスへのICカード乗車券システムの普及促進
 
 導入が予定されているJR及び民鉄のICカード乗車券システムの導入に併せ、バスにも同システムを導入することによって一体的に利便性向上を図り、公共交通の利用促進を図ることができないか。
 
(運輸局の補助メニュー)
 
●公共交通活性化総合プログラム(合意形成、アンケート調査等)
●広域的な公共交通利用転換に関する実証実験事業費補助(割引減収分やPR費等ソフト経費補助)
●バス利用促進等総合対策事業(バス車載器等個別対策事業、カードシステム等交通システム対策事業、実証実験事業)
 
交通系ICカード多機能化(利用拡大)イメージ
 
 
(3)バス情報の効果的な提供
 
 バスロケーションシステムの導入、バスの系統の整理、バス停のナンバリング化等により、バスの路線、系統、ダイヤ、運行状況をいかにわかりやすくかつ効果的に提供するかについて市民、バス事業者等と一緒に検討できないか。
 
情報提供の高度化
 
(運輸局の補助メニュー)
 
●公共交通活性化総合プログラム(合意形成、アンケート調査等)
●広域的な公共交通利用転換に関する実証実験事業費補助(割引減収分やPR費等ソフト経費補助)
●バス利用促進等総合対策事業(バスロケーションシステム等交通システム対策事業、実証実験事業)







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