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講師紹介
ジル・ソンク・ヘンダーソン Jill Sonke-Henderson フロリダ大学アートとヘルスケアに関する研究教育センター（Center for the Arts in Healthcare Research and Education：以下CAHRE）・ディレクター
1999年に北フロリダの看護師やソーシャル・ワーカーのためのプログラム「生き直しの日々（Days of Renewal）」を創り出した。1994年から、フロリダ大学でシャンズ・医療芸術プログラムでの在住芸術家（Artist in Residence）として働き、ヒーリング・ムーブメント・プログラム「生命の踊り」をつくった。医療芸術プログラムでは、おもにがん患者や臓器移植者を対象にムーブメントやダンスを、癒しを導く手段として用いている。また、フロリダ大学、サンタフェ・コミュニティ・カレッジで助教授としてモダンダンス、医療ダンス、医療芸術のコースを指導している。
また、ロリ・ベリロブ・アンド・カンパニーで主役および、ソロ・ダンサーとして活動し、ダンス・アリヴェルとスチュアート・ピンラー・ダンス・アンド・シアターのゲストダンサーでもあり、振付師でもある。イサドラ・ダンカンの歴史的作品のソロ・ダンサーで舞台監督であるとともに、ダンカン・テクニック（舞踊法）の指導者としても認められている。
・学際的ビデオ作品「生命の踊り」でニュー・フォーラムズ・フロリダ創作活動奨励金授与財団賞を受賞
・フロリダ州から個人芸術家創作活動奨励金授与財団の選外佳作賞受賞
・国立スタッフ・組織開発研究所より2001年度優秀賞受賞
ジョセフ・ヘンダーソン Joseph Henderson
フロリダ大学アートとヘルスケアに関する研究教育センター・「生き直しの日々（Days of Renewal）」のエグゼクティブ・ディレクター
アリカ研究所を卒業し、アリカトレーニングカリキュラムの教師であり、タイ・チ・チュアンの見習インストラクター。また、チベット医学、伝統的中国医学の学生であり、25年にわたり、からだを中心としたセラピーの実践家であり、教育者である。フロリダ地域、ゲインズビルの伝統的ヒーリングアーツの研究所を創設、運営するとともに、全米の組織のためのヘルスコンサルタントのナショナルチームとして健康へのプロセスを指揮している。ケアする人のケアに対してのCAHREのミッションの一部として、がん患者と彼らをケアしている人に対して癒しと創造性を統合していくコンセプトを推進している。
1. フロリダ大学アートとヘルスケアに関する研究教育センターの教育、研究、地域支援活動
2. 「ケアする人のケア」プログラム―「生き直しの日々（Days of Renewal）」
看護師、ソーシャル・ワーカー、在宅でケアをする人のためのプログラムの理論的根拠、計画、実施
フロリダ大学シャンズ病院のロビーに展示されているタイルでつくられた壁。
医療に携わる人も創作活動に参加する機会が提供される。
フロリダ大学アートとヘルスケアに関する研究教育センター
Center for the Arts in Healthcare Research and Education（CAHRE）
住所 Univ of Florida POBOX 115900 Gainesville FL 32611-5900
Tel 352−265−0768
Fax 352−392−5114
E-mail cahre@grove.ulf.edu
CAHREはフロリダ大学の教師と生徒、ケアワーカー、病院に携わるアーティストなどのさまざまな分野のコラボレーションのための枠組みを提供し、異分野提携の研究、教育カリキュラムの開発を行っている。その目的は癒しの効果を高めるためのアートの利用について学びの推進や経験をつんだアーティストとヘルスケアワーカーの人材育成であり、アーツ・イン・ヘルスケア分野への認識を高め、現場のニーズにこたえるためのサポートを行っている。
■ミッション
1. ヒーリングプロセスを高めるために使われるアートの研究、教育、トレーニングを進めていくこと
2. アーティストの職業のオプションとしてアーツ・イン・ヘルスケアの分野を発展させていくこと
3. 健康な生活スタイルを育てる触発材としてアートと創造性を奨励していくこと
■主なプログラム
1. 研究
CAHREはフロリダ大学や付属のシャンズ病院、他病院と提携で研究と調査を行っている。ここでの研究内容は身体、感情、精神の健康に癒しやアートがどのような効力を発揮しているかについてなど広い範囲にわたっている。
2. カリキュラム
・医療のなかの芸術基礎講座
・医療のなかのダンス
・書くこととヒーリング そのプロセスと実践
・音楽と健康の関連性について など
3. コミュニティ
CAHREはさまざまなアウトリーチプログラムを通して、地域に開いた創造とヒーリングのプログラムをめざしている。
・ケアする人のケアのプログラム
身体表現と創造を通じて、ヘルスケアワーカーが自分たちの仕事に対して深く探求する機会を提供する。
・JUST ARTS
青少年司法課と連携で行ったコミュニティアートプロジェクト。非行に走る可能性が高い、家庭環境の悪さから精神障害などの危機にひんしていると思われる少年少女たちにCAHREのアーティストとともに創造性の力を体験する機会を提供している。
・DAYS OF RENEWAL 生き直しの日々
北フロリダ地域の介護に携わる人々へのサポート提供のために作られ、継続して行われているプログラム。ヘルスケアワーカーたちがリラックスした環境で丸一日アートとこころとからだのためのさまざまな方法を体験する機会を提供している。
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