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コミュニティバスの運行の諜題と工夫している点
・福祉施設等へのアクセスを考えダイヤを決定している。
・既存の路線バスと将来に向けた小中学校統合等によるスクールバスの運行との兼ね合いを含め、現在コミュニティバスの運行の在り方を模索中である。
・町内一円を出来るだけ細かく運行することにより、高齢者が福祉センターを利用するように促進している。
・財政問題。
・毎週木曜日は老人クラブ等の団体の研修や行事の送迎用として利用している。
・福祉バスの延長として高齢者、障害者の方には運賃割引制度がある。
・課題:運営費負担の問題。
・工夫:(1)公共公益施設へのアクセスを最大限に考えてコース設定、(2)民間バスルートを補完するものとして設定、(3)運営費負担の問題は他の行政施策へも影響を及ぼすため、準備段階より市民2000人アンケート等民意の反映に努めている。
・利用者1人当りの運行経費が高い。
・駅への乗り入れをしていない。
・車輌の老朽化。
・早朝、夜間、土、日、祝日の運行をしていない。
・1便(1周)の運行時間が長い等の理由から、有料化、年中無休、老人福祉センター送迎バスとの統合等、整備再編を計画中。
・運営についてはバス事業者に依頼して貸し切りバスを町指定の場所に留める方式としている。
・バスのデザインについて、大学のデザイン研究室に依頼。バス停や時刻表など全て統一デザインを用いている。
・愛称を一般公募で選定。
・課題:経常欠損金の増大に伴う運行補助金の増加。
・工夫:低床式小型バスの導入による経費節減と利便性の向上。デザインバスの導入。
・毎時同時刻に来るラウンドダイヤを採用し、覚えやすいようにしている。
・ノンステップ低床型のバスを導入し、ユニバーサルデザインに配慮。
・平成13年10月1日に運行開始後、更なる利便性の向上と、利用者増を図るため、運行内容の検討を加え、平成14年6月17日にダイヤ改正を実施した。
・開業後丸4年を経過し、市民の足として定着しており公共交通空白地域からの乗り入れ要望が多数寄せられているが、1台での運行としていることから、これらに応えることができない。よって、路線変更、増車の是非について検討してゆく必要がある。
・運行ルートと採算性。
・利用者ニーズの把握。
・敬老パス適用の可否など。
・課題:概ね順調な利用者を確保するも、極端に少ない路線がある。
・現在、月・水・金の運行だが、毎日運行して欲しいという声がある。村民であれば誰でも利用できるが、福祉バスの財政上の面で有料化を検討中である。
・運行コース、停留所の増、利用人数の増。
・平成14年7月からの市内巡回バス運行は1年間を試行運行とし、利用時間帯、運行ルート等について、市民からの要望等を聞き、見直すべき点は見直し、来年からの本運行に望むこととする。
・平成14年4月よりスクールバスとの統合を行い、スクールバスをコミュニティバスとして運行。(スクールの空き時間にコミュニティバスとして運行している)
・市街地が散在しているため公共交通ネットワーク化が難しい。コミュニティバスの導入は料金体系などで既存バスとの接続に間題がある。
・市域すべてを対象に運行することはできないし、考えていない。既存の公共交通との調整、市民要望との調整が課題。バス利用者は実質は減少している。バス離れしている市民がいかに利用していけるか。この課題に対しては、公募の市民委員(20人)で市民議会を設置し、検討することとした。
・系統整理・効率的な運行路線の見直し。
・現在検討中。
・バスの乗入れが困難な狭い道等のエリアの運行が課題と考えます。
・町内バス路線以外に移動手段を持たない交通弱者にとって、日常生活において路線バスは欠かすことのできない交通手段であるが、少子高齢化による人口の減少やマイカーの普及等により5路線全てにおいて採算がとれない赤字路線であるため、補助金等の助成制度に頼らなければ運営できないのが現状であり、JRや公共バスの減便により接続が難しくなり、利便性の低下に歯止めがかけられない。(つなぎタクシーの確保)
・課題:生活交通の確保は重要な課題であり、中心市街地あるいは郊外地等、それぞれの地域の特性を踏まえた方策を見出していく必要がある。コミュニティバス運行を望む意見は市内各地域から出ているが、市内の既存路線の活用も含めて検討していく必要があると考える。
・コミュニティバスは、採算性の確保が困難なものの、地域住民には不可欠な輸送サービスであり、行政が主体となって地域住民の意向を十分に反映した路線・サービスの設計を行うとともに、その運行に必要な助成を交付する仕組みを構築することが重要であると考えている。しかし、厳しい財政状況を踏まえ、より低額な助成でより良質なサービスを提供できる仕組みについて検討する必要があるものと考えていることから、平成14年4月から、一部系統を委託。
・バスの定時性確保・距離制運賃から均一制運賃に向けての検討・鉄道や、バスとの乗り継ぎ・運行ダイヤ、運行本数、運行経路等利用者ニーズにあわせた運行。平成14年度は、以上の問題、課題を解決し、市内循環バスを活性化させるために利用実態調査を行っている。
・課題:更なる利用促進。(特に観光客の利用促進)
・工夫:「走る情報車」として車内にて市政情報等を提供、利用者サービスの一環として、1日フリー、1ヶ月フリー、3ヶ月フリー券を販売。
・課題:運行して2年を経過したが、乗客が減少傾向。
・工夫:本年度から、路線・時間帯を見直した。また、全ての路線を駅及び総合保健福祉センター経由とした。
・課題:既存のバス事業者路線への影響を配慮したコースを設定する必要があり、今後拡大する場合は事業者との協議が重要。
・工夫点:ダイヤ編成を通勤、通学時間帯まで配慮した。
・課題:(1)他の交通不便地域への路線の拡大、(2)車輌の改善(現行以上のバリアフリー化、排気ガスや騒音等の環境負荷の低減、(3)ルート決定過程でのより徹底した市民参加の方法の検討。
・工夫点(1)運行前に5箇所あった交通空白・不便地域の4つはほぼ解消できた。若干残っている地域の検討が課題である。(2)地上高15cmの電動ステップを後付けし、階段の段差も20cm以下としている。酸化触媒装置で炭化水素、黒煙等の排出を抑制している。(3)高齢者・PTA等にグループインタビューを行い、地域住民の本音の要望をつかむことをこころがけている。
・課題(1)コースの見直しと運行時間の延長・民間バス事業との共存(工夫)・市内の中心にある公共施設発着所とし、東西南北に4コースを設けている。
・バスはコースによって色分けし、わかりやすくしている。
・4コースの発車時刻を揃え、発着所で乗り換えができる。







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