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参考2. コミュニティバスの運行の課題と工夫している点
・赤字が想定されるので運行にかかる経費負担が一つのネックとなっている。
・市民が親しみを持てるよう、市出身の漫画家作の主人公の猫を基本としているデザインをバス車両に施している。
・バスロケーションシステムで現在地をインターネットに掲載。
・狭い道路でも運行可能なように、ジャンボタクシーを導入している。交通対策ではなく、高齢者対策として行っている。ルート変更、停留所新規設置要望がとても多い。(家の近くに欲しい)
・現在、片路運行のため、復路を設定し、往復運行を実施すること。
・狭い生活道路を運行するため、小型マイクロバスを採用。6人掛けセパレートシート。車いす固定用折りたたみシート。アイドリングストップシステム。乗降ステップ切り下げ。愛称を一般に公募し、決定。市の花をモチフとしたデザイン。
・課題:収支率(経費に占める運賃収入の割合)約15%。工夫:バスボディに地域を代表する観光資源として「まつりの山車」をイメージしたデザインをラッピング。車内に保育園児の描いた絵を展示するギャラリーを開設。
・市民要望の高い医療施設への連絡、渋滞による遅延防止を考慮し、平日と休日時間帯によってルートを変更。
・通学以外の空き時間を使った運行であるために、市民のニーズに対応しきれていない。「利便性を高める=費用の増大」という問題が常に存在する。工夫:ワンコイン。
・一部地域のみ運行している廃止代替なので全市的もしくは政策的な意図を持った路線の検討が必要。
・北・南コースを町有バスにより1日各5便運行しているが、運行の拡大や増便。土・日の運行・通勤・通学時間帯の運行についての町民要望があるが、民間バス事業者との競合を避けての運行となるため、土・日の運行と通勤・通学時間帯の運行が課題となる。運行コースの拡大と増便を図るために1台増車して2台体制で運行し、町内公共施設の利用増進及び高齢者や障害者の利便性の向上を図る。
・より便利で親しまれるバスを目指し、今後の巡回バスのあり方を検討するため、今年度アンケートの実施や住民懇話会を設置し検討することになっている。
・行政、バス事業者、地域住民が連携し、基本計画から実施計画・運行・改善までの全てを進めていく。
・5年間の実証運行中に生活交通の確保策について調査・研究し、他地域(交通空白地帯)への導入について検討する。
・利用促進のためサービスを高めることが既存路線バスを圧迫する問題がある。
・シルバー定期(70歳以上)の発行7,000〜10,000円(年問)。
・(1)回数乗車券発行(2)8月夏休み小学生1日乗車券発行(3)民鉄線2線に接続
・なるべく既存の般路線バスとの競合をさけ、路線バスが走らない地域をきめ細かく結ぶ。
・スクールバスとの併用を行っていること。
・地域の要望をとり入れ、出来るだけ要望に沿った運行や運行をどのように設定し、いかに利用者を増やし地域に密着した生活路線していくべきか大きな課題である。
・市内循環バス運行開始から6年が経過し、ルートの全体見直しを行っている。
・課題:(1)通過しない地域からの運行要望(2)複数線が集まるバス停でのバス乗場、バス行き先の分かり易さ(3)バス停の詳細地図
・工夫:(1)バスの愛称(デザイン)を市民公募により決定した。(2)ノンステップバスの導入(3)時刻表を見易い形に変更
・去年10月に実施して以来、利用者が少ないため、本年の10月頃を目処に運行内容を変更したいと考えている。(1)運行日及び便数の増加(2)運行時間の短縮化(4コース全てを1時間以内とする)(3)発車時刻の統一化(毎時〜分発という分かりやすい発車時刻にする)(4)往復運行化(現在4コースとも巡回になっているが1コースを往復コースとする)(5)ニーズに応じた路線設定(アンケート結果により、多くの利用者が見込めるバス停の設置)
・午後の利用者が少ない。
・平成14年度は商工会議所を事業主体とし「循環バス事業実行委員会」を組織し中心市街地の活性化にむけて、作業部会(運行部会、イベント部会、調査部会)を設け、商店街とタイアップした企画事業やイベントを開催し、市街地への来街者の増加に向けた様々な事業に取り組んでいる。
・フリー乗降区間、循環バス、時刻一定。
・市内全域において路線バスとの競合を避けた循環路線バス路線網が整備されていない。毎日運行による定時性の確保が達成されていない。
・有料化の検討(受益者負担)・・・コミュニティバス運行検討会において検討中。
・利用者の利便性の向上を図るため、昨年度、地域住民の代表(町内会長)と意見交換を行い、時刻表改正や路線の延長など見直しを行ったところである。
・運行コースの乗り継ぎの便の工夫、乗客の確保が課題。
・運賃収入が運行経緯費をカバーするに至ってない点。
・市町合併が進行する中で、将来的にどう運営していくかが問題である。
・原則は停留所(乗降場所)を設けているが、路線区間はフリー乗降としている。
・集落地から500m以内でバス停に出られるよう乗車しやすくしている。
・車両をカラフルに判りやすくしている。
・課題は都市間交通(以前の名鉄バスはとなりの西尾市、安城市へ乗り入れていました)。
・平成12年度までは、利用者数が年々増加していたが、平成13年度は横ばいの結果となり、今後十利用者増となるアイデアを検討していきたい。また、乗合バス事業の規制緩和から廃止路線の代替路線としての検討も必要となった。
・経費の削減及び無料運行から有料運行への見直しが課題。
・平成14年10月より実験運行開始予定(現在認可申請中)。
・他の交通機関との接続。
・同じコースで右回り、左回りを運行している。
・シャトル方式、100円均一、玄関口乗り入れ。
・福祉バスであるがコミュニティバスとしての利用度が増えてきているので定員オーバーで乗れない方が増えてきている。
・運行管理については各地区のコミュニティが行っており、利用団体の優先順位やバス利用の際のマナーなどについてコミュニティの話し合いの中で、解決している。また目的を持ってバスを利用することで地域の活動を活発化しコミュニティの形成に重要な役割を持つことも含め、「地域のバス」としての認識が広まりつつある。
・市の交通の中心となる駅を始点及び終点・乗り継ぎ用停留所とし、利便を図っている。
・2台のバスで4コースを運行しているため、1コースにつき1日6便が限度である。そのため、利用したい時間に乗車でいない、乗り継ぎをする駅で長時間待たせてしまう等の問題がある。また、車両がマイクロバスのため、立ち席がなく、定員を越えた場合には乗り残しが生じてしまう。このため、バスの台数及び車種についてが今後の課題となっている。
・市民公募委員を含む「市交通体系検討審議会」を設置し、現在のバスの料金、路線等の改善について審議が行われ、答申をいただいている。今後、この答申にもとづいてバス事業者、陸運局と協議し、利用者の利便性の向上を図っていく。バス事業者との契約で運行経費から運賃収入を差し引いた欠損額を補助金として交付しているが支出の理解が得られるほど利用者が増えないこと。
・定員満車により乗車できない利用者の不満。
・市内集合バス路線は、駅を中心に放射状に充実しており、コミュニティバスとして検討しているものは不採算と目される市の周辺部を中心とした区域である。市税の投入にあたり、費用対効果について実証運行を行いながら検討を進める予定である。
・沿線自治会の要望を参考に経由地・ダイヤを変更。
・町中心地と各地域(3方面)を1日3便で結ぶ。きめ細かい路線を検討。
・1人当たりの運行コストが非常に高い。
・距離があるため1運行に1時間30分程度かかる。運賃を安く設定している。他地域からの運行要望がある。
・土日祝日連行の利用増加対策と実施の是非。
・利用者の減少。
・高齢者が乗り降りしやすいスライドステップつき車輌を採用している。
・地域からバス運行の要望は強いが、運行を行える需要がないのが現状であり、総合交通対策としての事業は困難であり、福祉施策として実施するのもあまり経費がかかりすぎる。
・市街地を循環する路線となっており、また便数も少ないため、目的地へ時間を要してしまう。
・利用者数の減少とバスの老朽化が課題。
・現在の老人巡回バスは、本来のコミュティバスではなく、老人専用となっている。このため一般市民への利用とその場合の運賃算定が課題である。なお、現在運行しているバスが1台しかなく、効率的にかつ広範囲に運行できるようルートを工夫している。(増車を検討中)
・乗合バスとスクールバスの兼用。
・赤字廃止路線の代替バスであるため、路線によっては利用率が非常に低く、また一般財源からの持ち出しも大きい。今後バスを利用しない市民の理解を得るためにも、運行形態等の見直しが迫られることが予想される。
・1世帯あたりの自動車所有台数が2台強という、自家用車に依存した地域においては、乗合バスの利用拡大に限界がある。
・公共交通であるバス路線の空白地域はないが、公共施設への交通アクセスが不便であるといった要望が出ているため、実施するかどうかを含めて検討中である。
・現在2路線を2台のバスで始発から終点の間を往復している。そのため運行ダイヤに余裕がなく、便数も限られてしまう。また、現行の2路線は市の北部を運行しているが、現在、市の南部を運行するバス路線開設に向けて準備を進めているところである。(平成15年1月10日運行開始予定)
・運営方式:バス事業者への運行費、赤字補填(補助金)
・課題:乗客数の伸び悩み。
・路線バスと競合しない。公共施設巡回。交通弱者の方々にきめ細かいサービスを提供。(小型ノンステップバス)
・運行管理については各地域のコミュニティが行っており、利用団体の優先順位やバス利用の際のマナーなどについてコミュニティの話し合いの中で解決している。また目的を持ってバスを利用することで地域の活動を活性化し、コミュニティの形成に重要な役割を持つことを含め、「地域のバス」としての認識が広まりつつある。
・市民バス運行を計画する上での課題:(1)乗合バス(4条バス)路線との競合是正、(2)既存の公共交通関連施策(患者輸送バス等)との受益者負担(料金)の調整
・現行は、循環片回り運行であるが、両回り運行の要望が多い。完全60分間隔、通年運行(ただし、年末年始運休)。
・交通不便地域等を運行し、市内の広域を循環運行するため運行距離及び時間が長くなってしまう。当市は福祉循環バスとして運行しており、市内の老人福祉センター等の公共施設を循環運行している。
・乗換えの難しさ。
・運転手の質の向上。
・市民に親しまれるよう愛称とデザインを般公募し、カラフルなバスとした。
・課題:(1)停留所の増設を要望されている、(2)運行費用の町財政への圧迫
・工夫:(1)路線バス廃止により、通勤・通学の交通手段として、朝・夕の運行時間の拡大、(2)低床バスでの運行を予定している。
・利用者の減少運賃を一律100円とした市街地循環バスの導入を検討中。
・約1年間の試行運行期間の後、平成14年5月より本格運行を開始した。試行期間中に行ったアンケート調査をもとに、運行ルートの見直し、運行車両の変更、事業者の運行に係わる赤字分を村が負担。
・4コースをバス1台で日を替えて運行しているが、1コースを回るのに90分から120分必要とし循環型の路線が出来ない。台数を増やすには財政的な問題がある。
・料金設定の面で、路線バスとの公平性の問題。
・ルート設定や事業の拡大、縮小の見直しについて。
・利用者促進のための回数券の販売。
・運行時間(1周約100分)の長さ、地域のカバーが課題。







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