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(2)駅構内における情報提供の先進事例
<参考事例−3 改札口付近における可変式情報表示装置の設置例>
○改札口の外からでも列車の発着案内を確認できるよう、改札口付近にLEDによる可変式情報提供装置を設置している事例。緊急時には、運行情報を表示している。
 
写真4−1 改札口付近における可変式情報表示装置の設置例
 
<参考事例−4 LCD(液晶)による可変式情報表示装置の設置例>
○可変式情報表示装置について、LED式(発光ダイオード式)より見やすいLCD式(液晶式)の可変式情報表示装置を阪神電鉄が日本の鉄道として初めて導入した。現在は他事業者でも普及している。
 
写真4−2 LCD(液晶)による可変式情報表示装置の設置例
 
<参考事例−4 PDP(プラズマディスプレイ)による可変式情報表示装置の設置例>
 従来のLED式よりも視認性の高い方式としてPDP式を採用した可変式情報表示装置を導入している事例。
 
写真4−3 
PDP(プラズマディスプレイ)による可変式情報表示装置の設置例
 
<参考事例−5 新型券売機の設置例>
○小田急電鉄、京王電鉄、西武鉄道、東急電鉄、JR東日本の5社では、新型券売機の共同開発を行った。新型券売機の特徴としては、大型15インチタッチパネルを採用するとともに、視覚障害者にも使いやすいように、指を券売機の表面についた溝により数字ボタンまで誘導するフィンガーナビゲーションの採用、弱視者に配慮した数字ボタンの配色及び大型化、硬貨投入口の間口変更(大型化)などを行っている。
 
写真4−4 新型券売機の設置例
 
<参考事例−6 オープンカウンター式の有人改札の設置例>
○従来、有人改札では鉄道利用者と職員との間に一定の距離があったが、オープンカウンター式の有人改札として、スムースな接遇を可能としたもの。また、インフォメーションも兼ねている。
 
 
写真4−5 オープンカウンター式の有人改札の設置例
 
<参考事例−7 公衆FAXの設置例>
○大阪市交通局(大阪市営地下鉄)では、聴覚障害者などのコミュニケーションの手段として、平成14年4月現在、20駅の駅長室に公衆FAXを設置している。
 
写真4−6 公衆FAXの設置例







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