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サンリヤン門司港(仮称)
 
西日本鉄道(株)
 西日本鉄道株式会社は、その前身である九州電気軌道株式会社が明治41年に当時の小倉市船頭町に本社を置く鉄軌道の会社として設立されました。九州電気軌道は、3年後の44年6月には現在の北九州市門司区東本町から八幡東区大蔵川まで18.3キロの運輸営業を開始、以来北九州の発展とともに躍進を続けました。
 その後昭和17年には、九州電気軌道と九州鉄道・博多湾汽船・福博電車・筑前参宮鉄道の5社が合併し、現在の西日本鉄道株式会社が誕生。翌18年から19年にかけて福岡県内のバス会社を統合し、現在の事業基盤が整備されました。
 現在は、福岡県内全域を営業エリアとしバス保有台数日本最大規模を誇る自動車部門、1日に104万人を輸送する鉄道部門を中心に住宅事業、都市開発事業、航空貨物事業、レジャー事業と様々な事業展開を行っています。
 同社は、平成12年には小倉北区砂津にショッピングモール「チャチャタウン小倉」を開業しました。「ぶらぶら歩きが楽しめる路面店感覚の商業施設」というコンセプトのもと、スーパーマーケットやカジュアルファッション、雑貨といった日常生活に密着した多様な店舗や、北九州市最大級のシネマコンプレックス、観覧車などアミューズメント性を備えた施設構成で、開業以来想定を上回るたくさんのお客さまが来場しています。
 バス事業においては、平成14年5月に北九州地区のバス事業を分社化し西鉄バス北九州(株)を発足させました。地域密着とお客さま本位の営業方針で、地域の足としての役割を担っています。
 また、比較的新規事業でありながら現在重要な収益基盤になっている住宅事業では、『サンリヤン』ブランドで平成6年よりマンション販売を開始しました。交通アクセスの良い立地条件や、ゆとりと機能性を重視した設計が多くのお客さまからたいへん好評を博しています。全戸庭付きのマンション「パーク・サンリヤン大橋」(福岡市南区)や、南北の棟がオール電化とガス使用のタイプに分かれている「サンリヤン薬院公園」(福岡市中央区)など、ユニークなマンション作りも進めており、平成16年には北九州市門司区に「サンリヤン門司港(仮称)」を建設する予定です。
 「サンリヤン門司港(仮称)」の建設予定地は、門司港レトロ地区に隣接しており、北九州市と山口県下関市共通の条例「関門景観条例」の対象地区です。近隣には大正ロマンを思い起こさせるような建築物が数多く存在し、たくさんの観光客で賑わいをみせています。同社では、この周囲の景観に配慮した、今までのサンリヤンシリーズに無いデザインの『レトロとモダンの融合』がなされた外観を持つマンションの建設を計画しており、門司港レトロ地区に新しい景観を提供し、街のさらなる活性化につながることが期待されています。
 このように、同社は、バス・電車の運輸業のみならず、「出逢いをつくり、期待をはこぶ」さまざまな事業を通して、今後も“あんしん”と“かいてき”“ときめき”を提供し、地域とともに歩み、ともに発展することが期待されています。
 
チャチャタウン小倉







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