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私はこう考える【イラク戦争について】

 事業名 組織運営と事業開発に関する調査研究
 団体名 日本財団(The Nippon Foundation  


2003/03/21 産経新聞朝刊
【イラク戦争】ブッシュ米大統領演説全文
 
 米国と同盟国の軍は現時点で、イラクを武装解除させ、イラク国民に自由をもたらし、世界を深刻な危険から守るための軍事行動の初期段階に入った。
 私の命令により、同盟軍は、サダム・フセインの戦争遂行能力を低下させるため、軍事的に重要な選ばれた標的に対して攻撃を開始した。これは、広範で協調した作戦の最初のステージだ。
 世界三十五カ国以上が、海軍、空軍基地の提供から、情報収集や補給での支援、戦闘部隊の派遣に至るまで極めて重要な協力を行っている。同盟に参加したすべての国は、われわれに共通している防衛の義務を果たし、名誉を分け合うことを選んだ。
 現在、中東にいる米軍に所属するすべての男女に伝えたい。問題を抱えた世界の平和と、抑圧された人々の期待は、あなたたちにかかっている。あなたたちが戦う敵は、米軍将兵の能力と勇気を知ることになるだろう。あなたたちが解放する人たちは、米軍の尊敬すべき、すばらしい精神を目の当たりにするだろう。
 この戦いで米国は、交戦規則や倫理にまったく配慮しない敵に直面している。サダム・フセインは部隊や装備を民間人居住区域に配備し、罪のない男性、女性、子供を自分の軍のための盾として使おうとしている。これは、自国民に対する彼の最終的な残虐行為だ。
 私は米国人と全世界に、同盟軍が民間への被害を避けるためのあらゆる努力を払うことを知ってほしい。カリフォルニア州と同程度の広さと厳しい地形をもつ地でのこの戦いは、一部が予想しているよりも長く、困難なものになるかもしれない。また、イラク人が統一され安定した自由な国家を樹立するのを助けるためには、われわれの継続的な関与が必要だ。
 われわれは、イラク国民やその偉大な文明、彼らの信仰への尊敬をもってイラクへ入る。われわれは、脅威を除去し、国の運命を再びイラク国民の手に委ねること以外には何ら野望をもっていない。
 私は、戦いに参加している兵士の家族が、彼らが安全に早く家庭へ帰ることがでるよう一生懸命祈っていることを理解している。何百万人もの米国人が、あなたたちの愛する人の安全、無実の人たちの保護をやはり祈っている。あなたたちの犠牲に対し、米国人は感謝と尊敬の念を抱いている。米軍部隊は任務が完了ししだい、家族のもとへ帰ってくる。
 米国は好んでこの戦いに突入したわけではないが、戦いの目的は明確だ。米国と同盟国、友好国の国民は、大量破壊兵器で平和を脅かす無法政権の慈悲にすがって生きることはない。
 われわれは、陸軍、空軍、海軍、海兵隊を用いてこの脅威に対抗する。これにより、国内の都市の街頭で消防士、警察官、医師たちが、後になってこの脅威と戦う必要がなくなる。
 いまや戦いが始まったことで、作戦の期間を限定する唯一の道は圧倒的な戦力を投入することだ。私は、この作戦が中途半端なものには決してならず、勝利以外のいかなる結果も受け入れないことを確約する。
 米国や世界に対する危険は乗り越えられる。われわれはこの戦いの期間を通過し、平和のための作業を続ける。われわれは自らの自由を守り、他者に自由をもたらす。そしてわれわれは勝利を収める。
 米国と、国を守るすべての人々に神の祝福あれ。
(土井達士)
 
 
 
 
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