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図78. 名古屋港LINE-2の拡大音響画像(HYPACK収録)
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図79. 名古屋港LINE-2の音響画像(データ収録装置)
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図80. 名古屋港LINE-2の拡大画像例(データ収録装置)
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図81. 名古屋港LINE-3の音響画像(HYPACK収録)
図81は、送受波器直下近傍において、ターゲット1と3を捉えた画像である。左の斜距離画像は、右舷側のものであり、ターゲット1が右舷側に位置するため、散乱強度が高い。逆にターゲット3は、左舷側に位置するために、右舷側のハイドロフォンで受信したターゲット3からの散乱強度は弱くなる。
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図82. 名古屋港LINE-3の拡大音響画像(HYPACK収録)
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図83. 図82に見られるターゲット1の地形歪みの概念図
図83は、図82の音響画像に見られるターゲット1の地形歪みの概念図である。ターゲット1は、高さ62cmの台に比高52cmのベニア製台を設置したもので、合計の高さが114cmとなる。ターゲット1は、右舷側で捉えられており、送受波器直下からの水平距離で約2mに位置する。送受波器から最小の水深値、すなわち送受波器からターゲット1までの斜距離で、斜距離補正を行ったために、左舷側の画像では海水層のデータが含まれている。斜距離補正時における誤差を幾何学的に求めると、図より水平距離で約4.0mとなり、図82の画像からも、左舷側の海水層部分の画像データを水平距離で換算すると約4.0mとなっている。ターゲット3でも、同様の斜距離補正時における地形歪みが確認できる。
また図82の画像の右舷側において、ターゲット2も捉えているが、送受波器直下からの水平距離がターゲット1に比べて遠いため、音波の影(シャドウ)がターゲット1よりも大きくなっている。ターゲット2のシャドウは、水深図からでも確認できる。
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