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実施までのプロセス(カウントダウン編)
 
[第3段階]4月〜5月
 
 
(1)広報の強化(住民意識を更にアップ!)
 広報活動の頻度を更に高めていきます。1日数回、有線放送や防災無線、広報車による巡回などで周知・徹底を図ります。チャレンジデー当日はどこで何をすればいいのか、具体的に紹介する事が大切です。
また、近隣のマスコミ各社への情報提供や取材依頼なども積極的に行ってください。
 
(2)登録用紙等の配布(住民への参加要請)
 参加者が参加登録をする際に記入してもらう「登録用紙」を事前に製作し、配布します。(新聞折込、自治体広報誌などを活用)また、用紙に簡単なアンケートを用意すれば自治体の生涯スポーツ推進の参考となる貴重なデータが入手できます。
※電話受付の場合には、集計センターに「電話対応マニュアル」を作り、当日はどのような内容を参加者から確認するのかを全スタッフが共有し集計作業の効率を高めます。
 
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(3)イベントの予定と参加予定者の把握(事前把握で十分な対策を!)
 チャレンジデー当日はどのくらいの住民が参加するのか、団体や企業、学校等、代表者から予め参加予定者数を提出してもらうのも良いでしょう。
 事前に参加者数を把握することで、大まかな参加率が設定でき、参加者募集の目安となります。また、マスコミ関係者への情報提供の上でも役立ちます。
 
(4)運営ボランティアの募集(成功に導くスタッフの確保)
 チャレンジデーを成功させるためには、事前の周知活動やイベント企画、当日のイベント運営、集計センターのオペレーターなどボランティアの協力は欠かせません。体育指導委員をはじめとする各種スポーツ団体、住民に呼びかけボランティアを募りましょう。
 自治体の広報紙等で広く一般に呼びかけるのも効果的です。ここで注意しなければいけないことは、ボランティアはお手伝いではなく、チャレンジデーを成功に導く“スタッフであるということです。
 
実施までのプロセス(チャレンジ編)
 
[第4段階]5月最終水曜日
 
 
(1)イベントの実施(住民総参加を目指して!)
 企画どおりにイベントが実施されているか、各イベントの参加状況はどうなっているかを逐次確認します。
 
[イベント例]
■体操系(ラジオ体操・エアロビクス等)
・健康づくり市長とラジオ体操会
・チャレンジデー朝のラジオ体操会
・出張リフレッシュリズムダンス
・子育て支援親子体操
・巡回エアロビ、3B体操
・フォークダンス、社交ダンス体験
■種目体験系(各種大会・教室・講習会)
・ウォーキング(観光ウォーク)
・親子軽スポーツ体験コーナー
・野球連盟主催ホームラン競争
・グラウンドゴルフ交流大会
・健康ウォーキング教室
・ニュースポーツにチャレンジ
・剣道稽古会
■イベント系(誰もが気軽に参加できる内容)
・老人会運動会
・ギネスに挑戦「人間・ムカデ2002人」
・ノーマイカーデー
・実施100日前のキックオフセレモニー
・「北鼓童なよろ」の新作発表会
・お遍路さんキャッチ
■ユニークな取り組み
・銅鐸提灯行列
・屋台村形式ニュースポーツ
・郷土史探訪を兼ねて村民登山
・買い物ウォーク
・施設無料開放
 
(2)参加率の集計(1時間毎の取りまとめで状況の把握)
 集計は1時間毎に取りまとめ、集計本部をはじめ役場入口や公民館など、住民がたくさん集まる場所に表示します。未だ参加していない住民の参加意欲を高めたりマスコミ等からの問い合わせにも容易に対応できます。
※SSF集計センターに対する途中参加率の報告は、定められた時間に行います。((3)参照)
 
イメージ図
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(3)参加率集計の報告(公式報告)
 実施自治体は、当日の参加率集計状況を(1)午後1時、(2)午後5時、(3)午後10時にSSF集計センターまで報告して下さい。SSF集計センターでは、全国の集計状況を取りまとめ各実施自治体へ一斉にお知らせします。
 
実施までのプロセス(フォロー編)
 
[第5段階]6月〜8月
 
 
(1)市区町村旗の掲揚セレモニー(相手自治体に“わがまち”の旗をなびかせましょう!)
 敗れた自治体は、チャレンジデーの翌日から対戦自治体の旗を庁舎のメインポールに1週間掲揚し対戦相手に敬意を表します。
 
(2)実行委員長(首長)のメッセージの交換(お互いの検討を称えあいましょう)
 対戦自治体とメッセージを交換し、お互いの健闘を称え合います。
チャレンジデー当日の写真やビデオテープ等を相互に送り、実施の模様を報告し合いましょう。
 
(3)関係者へのお礼(お礼を兼ねた事後報告も非常に重要)
 準備段階から実施に至るまで協力を得た関係機関、団体、企業、そしてもちろん参加者(住民等)へ実施報告も兼ねてお礼をしましょう。(住民へは自治体会報誌を通じて行うケースが一般的です。)
 
(4)反省会の実施(次回へのステップアップに向けて)
 次回に向けてのステップアップのために、実行委員長を中心に反省会を開催して下さい。多くの方々の意見・要望が、次回のステップアップにつながります。
 
(5)実施報告書及び決算書の提出
 チャレンジデー終了後、以下の書類(所定の様式)をSSF笹川スポーツ財団チャレンジデーコミッティーへ提出していただきます。
 
●実施報告書
・事業報告書(所定様式)
・実施プログラム等の概要資料
・実施状況の写真(事業内容が確認できる写真20枚程度)
・ポスターや横断幕等の設置状況の写真
●決算報告書
・収支決算書(所定様式)
・領収書(コピー)綴り
 
インターナショナルチャレンジデー
 
(1)海外の自治体と対戦!(スポーツを通じた国際交流)
 チャレンジデーには、国内対戦以外に、海外の自治体と対戦する「インターナショナルチャレンジデー」があります。現在、世界の多くの国々が「インターナショナルチャレンジデー」に参加しています。わが国でも、毎年幾つかの自治体が「インターナショナルチャレンジデー」に参加し、国境を越えた様々な交流を実現しています。
 
〔実施概要〕
実施日時 5月の最終水曜日、午前0時〜午後9時
ルール チャレンジデーと同様
コーディネーター TAFISA(国際トリム・フィットネス生涯スポーツ協議会本部:ドイツ)
対戦組合せ方法 TAFISAによる募集・抽選
連絡調整 対戦自治体決定後、双方の自治体同士で行っていただきます。
参加申込時期 2月上旬
日本の連絡窓口 笹川スポーツ財団
参加率の発表 TAFISAからの公式発表
後援 UNESCO(国連教育科学文化機関)
 
 
(2)「インターナショナルチャレンジデー」の実施までの主な流れ
(1)笹川スポーツ財団に参加の旨を連絡(対戦希望国・地域・市町村を選択)
(2)笹川スポーツ財団から参加希望自治体にTAFISAが作成した実施概要を送付(英文・和訳文)
(3)参加希望自治体から実施申込書をTAFISAに送付(FAX)(実施申込書は実施概要に添付)
(4)笹川スポーツ財団からTAFISAに確認連絡
(5)TAFISAによる抽選で対戦相手が決定
 (笹川スポーツ財団から参加希望自治体へ連絡)
(6)エール・旗の交換をはじめ情報交換等様々な交流をスタート。
 ※事務連絡等は、国際交流の一環として双方で行う。
(7)チャレンジデー実施(5月の最終水曜日)
(8)最終参加率結果の流れ
 
(9)対戦相手とのエールの交換・自治体旗等の返却







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