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（6）2000.6.1日
愛媛県、海上欠航、停滞前線、南岸低気圧、暖気の移流、松山視程800m、海上視程不良害
西日本の太平洋側にまとまった雨を降らせた低気圧は本州の南岸沿いを通って東の海上に遠ざかる。代わって、移動性の高気圧が日本付近を覆い、西日本や東日本の天気は回復。夏空が広がり暑さが戻った。北日本と北陸地方は、上空に流れ込んだ寒気のためくもりや雨のぐずついた天気が続く。東日本も日中の昇温と寒気の影響で、午後は古河（茨城）や高根沢（栃木）など所々で強い雨が降った。
（7）2002.1.16日
愛媛県、船舶被害2隻、航空欠航・遅延、日本海低気圧、停滞前線、暖気移流、海上視程不良害
本州を挟むようにして日本海沿岸と南岸沿いを低気圧が通過し、全国的に天気が崩れた。北海道は所々雪、東北は雨やみぞれ、東・西日本は雨の所が多くなった。日雨量は沖縄県与那国島で119.5ミリ、鹿児島県伊仙で93.0ミリなど、南西諸島や九州南部、北陸で50ミリを超える大雨となった。南から暖かく湿った空気が流れ込み、朝から全般に気温は高目となり、大手町の最低気温は10.9℃、1月としては1951年以来、過去2番目の暖かい朝となった。
（8）2002.4.8日
愛媛県、海上欠航・遅延、移動性高気圧、暖気の移流、安居島霧観測所5〜9時 視程100m、海上視程不良害
低気圧が北海道に近づき、寒冷前線が日本海をゆっくり南下した。北海道は所々で雨、北部では雪が降った。東北南部から九州にかけては本州の南海上に中心を持つ高気圧に覆われ、晴れ間が広がった。日中の気温は全国的に高く、平年を上回った所が多い。特に東北から近畿にかけては今年一番の暑さになった所が多かった。静岡は26度8分まで上がり、今年初めての夏日、埼玉県の秩父は7月上旬並みの26度9分まで上がった。
（9）2002.5.4〜5日
愛媛・福岡県、船舶被害2隻、海上欠航・遅延、暖気の移流、移動性高気圧、安居島霧観測所4〜5日視程100m、海上視程良害
寒冷前線が日本列島を南下。全国的に雲が多く、午前中は北海道から九州の日本海側を中心に雨が降った。昼前後は九州北部や山陰の所々で20ミリ前後の強い雨。夕方から夜にかけて雨雲は弱まりながら、太平洋側に抜けたが、北陸や東北北部には別の雨雲が進んできた。日差しがあったのは沖縄と関東の一部のみ。最低気温は全国的に6月並で暖かい朝、広島は18度7分。日中の気温は曇りや雨でほぼ平年並みにとどまった。
（10）2002.6.5日
岡山・香川県、死者2人、船舶被害4隻、海上欠航、移動性高気圧、岡山視程8000m（5日）、香川県男木島霧観測所5日 視程500m、濃霧、海上視程不良害
日本海に中心を持つ高気圧に覆われ、北海道から九州にかけては晴れた所が多い。ただ、午後は関東や甲信南部でカミナリ雲が発達し、にわか雨や雷雨になった所があった。神奈川県の相模湖では21時までの1時間に15.5ミリのやや強い雨。前線に近い沖縄は梅雨空。最高気温は東北南部から九州の太平洋側で平年を上回った所が多い。都心は30度7分、広島は32度8分、高知は30度8分まで上がり今年初の真夏日になった。
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