日本財団 図書館


34. 長崎総合科学大学工学部船舶工学科
研究項目 研究期間 担当 予算費目 研究開発内容
計画 年度
1. 被覆複合部材の環境特性の改善 5 3 石田 毅 教官研究費
(約300)
溶射被覆部材の海水中における耐食・防汚の検討。
2. 環境特性を考慮した環境改善の検討 5 4 石田 毅 教官研究費
(約200)
海洋環境における光触媒および非光触媒による汚染除去の検討。居住環境における光触媒および非光触媒による環境改善の検討。
3. 超大型浮体構造物の最適係留設計法に関する研究 3 3 池上国広 教員研究費
200
超大型浮体構造物の係留設計に関して、長周期動揺の影響を、より的確に評価することにより、その最適化を追求する。
4. 浮体式洋上風力発電システムの成立性に関する研究 3 3 池上国広 教員研究費
200
浮体式の洋上発電システムの技術的成立性について検討する。
5. 小型船舶の転覆回避安全確保装置に関する研究 3 3 慎 燦益 教員研究費
産学共同研究費
小型船舶の波浪中における転覆現象についてはその原因解明のためにこれまでも多くの研究が行われてきたが、毎年、転覆事故は後を絶たない。この研究ではこれまでの研究結果を踏まえて、事前に転覆を回避し、船の安全(横安定)を確保する装置について考案検討する。
6. 離島巡回保険福祉サービス船の開発について 4 3 慎 燦益 教員研究費 この研究の対象とする「離島巡回保険福祉サービス船」は、政府が策定し、公表している「新ゴールドプラン」の目指す保険福祉の充実を、高齢化と過疎化が進む離島においても実現可能ならしめることを最大の目的として開発する。
7. 海上流出油の回収機器および回収船の回収性能と浮体形状に関する研究 5 5 慎 燦益
脇山祐介
教員研究費 海上に流出した油を回収するための海上浮遊機器あるいは船に関するこれまでの機器類あるいは船舶について検討し、これまで以上に回収効率の高いものを考案してきたが、回収性能と浮体形状について、実機設計を念頭に考案検討する。
8. 横断面反りを考慮した縦の全体強度理論に関する研究 4 4 野瀬幹夫 教官研究費 波浪中において、船体は縦曲げ、水平曲げ、捩れの3種類の荷重を受ける。この状態における横断面の反りを考慮した薄肉変断面梁の縦の全体強度理論の構築を追求する。
9. 横断面の反りを考慮した縦の全体強度理論の実用化に関する研究 5 4 野瀬幹夫 教官研究費 「縦曲げにおける横断面の反りを考慮した薄肉変断面梁の強度応答の実用化システム(VB−Warps)」を基に、横断面の反りを考慮した縦の全体強度理論の実用化システムの開発を行う。
10. 縦曲げにおける横断面の反り影響を有する船体の構造特性に関する研究 5 5 野瀬幹夫 教官研究費 VB−Warpsを用いて中型DHT、DH型VLCC、撤積貨物船等の構造配置、板厚等を統計的に変化させて、列の影響を小さくする鋼材配置を追及する。
11. 高速翼走をめざした人力水中翼船の構造設計に関する研究 4 4 野瀬幹夫 学内特別研究費 複合材料等を用いて、軽量化し、高速安定翼走をめざした人力水中翼船の構造設計及び製作を行う。
12. 姿勢制御方式による抵抗試験法の改善に関する研究 3 3 林田 滋 教官研究費 姿勢制御方式による高速艇の抵抗試験の効率や精度を理論式や推定式を用いて高める方法について検討する。
13. 高速艇の影響に関する研究 3 3 林田 滋 教官研究費 滑走や半滑走型の高速艇の粘性抵抗や付加物の抵抗の尺度影響について調べ、模型船の抵抗試験結果より実船の抵抗を精度良く推定する方法を開発する。
14. ソーラーボートの最適走行方法に関する研究 2 2 林田 滋 教官研究費 ソーラーボートがあらゆる天候のもとで最も効率良く走行するための方法を見つける。
15. WIGの実用性に関する研究 4 2 中尾浩一 教官研究費 WIGは地面効果により高い揚抗比を得られる輸送機であるが実用性の面では旋回性や波浪中の離水特性など改善すべき点も多い。本研究では長崎−中国間を航路に選び実用性を評価しながら改善すべき技術上の問題点を追求する。
16. SESの実用性に関する研究 4 2 中尾浩一 教官研究費 SESは省エネルギー型の高速船であるがこの特性を見直し、あえて高速を狙うのではなく実用的な速度域(30KT程度)で鋼船として成立するか研究する。
17. ソーラーSESの可能性に関する研究 4 2 中尾浩一 教官研究費 SESは走行抵抗が滑走に比べ著しく小さいのでこの特性を使った試作艇を製作し人力ソーラーボードのコンテストに参加しその性能を追求する。
18. 小型プレジャーボートの機関配置に関する研究 4 2 中尾浩一 教官研究費 環境対策としてレジャーボートの主機関として燃料電池を採用し電気モーター推進と艤装に積極することで機関配置を自由に選び空間を有効に活用すると共に豊富な電力を電気的に利用し従来のボートにない遊びの可能性を追求する。
19. 空中渦による造波グリーン関数を用いたWIGの水面効果に関する解析 5 4 堀 勉 教官研究費 WIGの水面効果に関する解析を行う。昨年度までに、2次元の場合について、空中渦の造波グリーン関数を用いた解析手法の開発と、実際の数値解析を終えた。今年度(4年目)は理論の3次元への拡張の可能性の検討と、それに対する造波グリーン関数の構築を目指す。







日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION