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31. 九州大学応用力学研究所基礎力学部門
研究項目 研究期間 担当 予算費目 研究開発内容
計画 年度
1. 高速水面衝撃現象に関する数値流体力学的研究 5 3 柏木 正 教官研究費
科学研究費
高速水面衝撃は強非線形現象であり、物体の弾性の影響、空気巻き込みの影響、流体の圧縮性の影響などを考慮する必要がある。それらを説明可能な数値計算法についての研究を行う。
2. 時間領域における浮体の非線形動揺に関する数値計算法の研究 10 6 柏木 正 教官研究費科
学研究費
Full Nonlinearの浮体の運動を計算するには解決すべき数値計算上の問題点がいくつかある。それらに関する検討、および非線形特性について研究する。
3. 波浪中を航走する三次元物体によって造られる波に関する数値流体力学的研究 5 4 柏木 正 教官研究費 任意形状の三次元物体が波浪中を前進しながら動揺する場合の物体の周りの流場を計算するための方法に関する研究。
4. 超大型浮体構造物の流力弾性現象とその影響評価に関する研究 3 3 柏木 正 教官研究費 多数の支持浮体から成る超大型海洋構造物の波浪中での挙動に関する理論的研究、数値計算、水槽実験を行う。
5. 密度の異なる二層流体中での物体に働く流体力の研究 5 2 柏木 正 教官研究費 温度差などにより、流体中に密度の異なる界面が存在する時、内部波が物体に働く流体力に及ぼす影響、物体の動揺特性について研究する。
6. オイラー的境界捕捉法による大変形する移動境界に対する数値計算法の開発 5 1 柏木 正
胡 長洪
教官研究費 波浪・構造物衝撃現象のような固・気・液相共存する問題に対する相間の境界を高精度捕捉しながら3相の運動を同時に数値シミュレーションできる方法の確立を目指す。
7. CFDによる船穀工場における溶接ヒュームの拡散制御に関する研究 2 2 胡 長洪 科学研究費 船穀工場の高効率換気システムの設計に応用するために、溶接ヒュームの拡散現象について数値計算法を開発してシミュレーションを行う。
8. 船舶火災現象に関する高精度数値計算法に関する研究 5 3 胡 長洪 教官研究費 船舶火災現象に対してコンピュータで正確に予測するための数値計算法の開発。
9. 非定常運動を行う物体に働く流体力について 10 8 小寺山 亘
中村昌彦
教官研究費 流体中で非定常運動を行う物体に働く粘性流体力の研究
10. 浮体式海洋構造物の深海係留法 10 8 小寺山 亘
中村昌彦
教官研究費 浮体式海洋構造物の深海域での係留法に関する研究。
11. 大気海洋相互作用の計測のための曳航式海中ロボットの開発 10 8 小寺山 亘
山口 悟
教官研究費 大気海洋相互作用研究用曳航式海中ロボットの運動と制御の研究
12. 海洋構造物の位置保持システムに関する研究 5 2 小寺山 亘
中村昌彦
教官研究費 海洋構造物の位置保持システム(DPS)の研究。
13. 海底資源探査調査用潜水艇の研究 3 3 小寺山 亘
中村昌彦
科学研究費 テレビカメラを搭載し、高速で移動できる探索機の動力学に関する研究。
14. 海洋環境調査用海中ロボットの研究 6 5 小寺山 亘
中村昌彦
山口 悟
教官研究費 海洋調査のための自立式海中ロボットの運動制御。
15. 長大弾性管の挙動と制御の研究 3 2 小寺山 亘
中村昌彦
科学研究費 ライザー管の運動とその制御の研究。
 
研究項目 研究期間 担当 予算費目 研究開発内容
計画 年度
1. 海洋環境予測のための新しい数値モデルの開発 5 2 経塚雄策
濱田孝治
科学技術振興事業団受託研究費
(5,300)
狭い海域から広い海域までを一貫して計算できる新しい3次元海洋数値モデルを研究・開発し、インターネットで公開する。
2. 閉鎖海域の循環流の制御と水質改善に関する研究 5 5 経塚雄策 教官研究費
(500)
沿岸の閉鎖性海域の水質改善のために循環流を制御し、海水交換を促進する方法について研究する。
3. 沿岸流の観測と数値シミュレーション 3 2 経塚雄策 教官研究費
(1,000)
海底固定型ADCPによって沿岸流を観測し、数値モデルによる予測直と比較、考察する。
4. 波浪発電装置の高性能化に関する研究 5 3 経塚雄策 教官研究費
(500)
波浪発電装置の高性能化について理論的、実験的な研究を行う。
5. 潮目の集積する浮遊物の分布状況に関する研究 2 2 濱田孝治 科学研究費
(650)
潮目に集まる浮遊物の量やその分布を測定し、沿岸域の海水の収束・発散との関連性を明らかにする。
 
研究項目 研究期間 担当 予算費目 研究開発内容
計画 年度
1. 大型セミサブのテンションレグ係留の研究 2 1 吉田宏一郎 委託研究費 苛酷な海気象条件下の外洋で成立する大型セミサブのテンションレグ係留の応用解析用プログラムの開発。
2. 浮体用機械継ぎ手の開発 2 2 吉田宏一郎 科学研究費 浮体の部分構造を建造し、現地で接続して長期間稼動させ、修理/更新のために切り離し、再接続するための機械継ぎ手の開発。
3. コンセプト創出法(CCM)の研究 2 1 吉田宏一郎 教官研究費 日本杜会の未来指向的思考法の必要性に基づき、新しいハードウェア/ソフトウェアのコンセプトを創造するための科学的方法の検討。
4. バラスト水置換を考慮したタンカーの設計 2 2 宮川典久 教官研究費 初年度はVLCCについて研究を行い、バラストタンク容積を貨物油タンク容積の5%程度増加しバラストタンクのサイズを従来の1/2に分割し、数を増加する必要があることが分った。今年度は4〜15万トンタンカーについて検討する。
5. 金属材料の疲労強度の研究 4 4 森鼻英征 教官研究費 各種構造用材料の時間強度に対する平均応力の影響を調べる。
6. 耐圧殻構造の研究 5 5 森鼻英征 教官研究費 各種様式の耐圧殼構造の強度に関する研究。
7. 高効率推進システムの研究 3 1 八木 光 教官研究費 プロペラ・舵等の新型式システムの研究
8. 風力利用技術の研究 3 1 八木 光 教官研究費 大型商船用風力利用による補助推進システムの研究
9. 胸鰭型アクチュエータを装着した自律型水中ロボットの誘導制御に関する研究 2 1 加藤直三 教官研究費 生物模倣型水中ロボットの視覚情報による誘導制御の研究
10. 生物模倣型水中ロボットの高精度操縦性能 3 2 加藤直三 研究助成金 胸鰭型アクチュエータを装着した水中ロボットの流体力学的・制御工学的研究
11. 自律型水中ロボットによる浅海域用環境モニタリングシステムに関する研究 2 2 加藤直三 科学研究費 浅海域での環境モニタリング用自律型水中ロボットの流体力学的・制御工学的研究
12. 波浪推進の研究 3 3 寺尾 裕 教官研究費 波浪エネルギーを推力に変換する新システムの研究
13. サーフィンの研究 2 2 寺尾 裕 教官研究費 サーフィンの流体力学に関する研究
14. DSPによる数値流体力学の研究 2 2 寺尾 裕 教官研究費 DSPを用いたCFDに関する研究
15. 浮体式海洋構造物に働く波浪荷重 2 2 砂原俊之 教官研究費 多数コラム群からなるセミサブ型浮体に働く波浪荷重に関する研究。
16. 船体運動シミュレーションソフトの開発 2 1 砂原俊之 教官研究費 船体運動に関する計算結果や実験結果を3次元CGアニメーションで表示するソフトの開発
17. 電動ラジコン水中翼ボートの開発 2 1 砂原俊之 教官研究費 完全没水式水中翼で浮上走行する、小型の電動ラジオコントロール船の開発
18. 小型軽量安価な自律型沿岸環境調査システムの開発 2 1 渡辺啓介 科学研究費 沿岸環境調査の機会増大のために、利用者がハンドリングし易く、なるべく安価な調査プラットフォームを開発する。







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