研究項目 |
研究期間 |
担当 |
予算費目 |
研究開発内容 |
計画 |
年度 |
1. p−AISに関する研究 |
4 |
2 |
大津皓平 |
海上安全技術研究所 |
AISを用いた自動着桟等の応用に関する研究を行う。 |
2. 最短時間操船方法の開発 |
2 |
2 |
大津皓平 井関俊夫 |
民間との共同研究 |
操縦性能と操船法を把握し、操船の評価基準への適用を目的とする。制御プログラムを開発し、アルゴリズムの妥当性を検証する。 |
3. 次世代自動操舵システムの研究 |
2 |
2 |
大津皓平 |
民間との共同研究 |
操舵アルゴリズムの評価と選定に関する研究を行う。 |
4. SITRAMの研究 |
2 |
2 |
大津皓平 井関俊夫 今津隼馬 |
民間との共同研究 |
陸上レーダ、船舶レーダ等による船位情報を統合して航行船舶の動静をより的確に把握できる方法を確立し、VTSへの適用を研究する。 |
5. GPSによるCurrent Sailingの高効率化 |
2 |
2 |
大津皓平 井関俊夫 今津隼馬 |
民間との共同研究 |
D−GPSを利用した海潮流成分の高精度での計測方法を確立すると共に、当該船舶が適宜、経済上最適な針路および速力を決定できる方策を研究する。 |
6. オートパイロット新制御方式の研究 |
2 |
2 |
大津皓平 |
民間との共同研究 |
実用化できる自動変針、変針制御、保針制御の開発、データ解析する。 |
7. 完全自動着桟に関する研究 |
2 |
1 |
大津皓平 |
民間との共同研究 |
完全自動化された離着桟法の実船実験。 |
8. 新海上物流システムの調査研究 |
2 |
2 |
黒川久幸 |
教官研究費 造船研究協会 |
既存の物流シミュレータの研究やモーダルシフトの検討を踏まえ、より実現性のある新しい海上物流システムと、そのシステムを担う安全かつ環境にも対応した高率的な船舶等に関する調査研究を行う。 |
9. 河川舟運に関する研究 |
3 |
3 |
庄司邦昭 南清和 |
教官研究費 |
関東地域を主にして河川における船舶航行について調査し将来性などについて検討する |
10. 動揺環境下での作業性について |
3 |
3 |
庄司邦昭 南清和 |
教官研究費 |
汐路丸など船上における作業のを調査し、その作業性について心拍数の計測などにより検討する。 |
11. 港湾および水路の安全性に関する研究 |
3 |
3 |
庄司邦昭 |
教官研究費 |
港湾や水路における事故例を調査し、港湾施設の設計や水路の設計に対する提言を見い出す。 |
12. 船舶のバラスト廃水が及ぼす海洋環境影響とその処理技術の開発に関する研究 |
3 |
1 |
庄司邦昭 南清和 |
共同研究費 |
日本は物資の輸入国である反面、大量のバラスト水を海外へ持ち出している。このバラスト水が人港先の海域に影響を与える可能性があるため、これらの影響や処理に関する問題を検討する。 |
13. 強風による空コンテナの安全性 |
2 |
1 |
庄司邦昭 庄司るり 南 清和 三田重雄 |
共同研究費 |
台風などにより空のコンテナが転倒する事故が発生しているので、その安全性を検討するために模型実験を行なって検討する。 |
14. 船舶の衝突に対する橋脚防護施設の設計 |
3 |
1 |
庄司邦昭 三田重雄 |
教官研究費 |
航行船舶が橋脚に衝突する事故が発止しているので、その安全性を考えるための防護施設の設計法について検討する。 |
15. 船の博物館に関する調査 |
3 |
1 |
庄司邦昭 |
教官研究費 |
内外の船舶資料をもつ博物館について調査し、まとめる。 |
16. 操船支援システムの開発に関する基礎研究 |
2 |
2 |
井関俊夫 |
共同研究費 |
Bayes理論を用いた船体波浪計化法によるリアルタイム方向波スペクトラム推定法を開発する。理論的研究を中心とし、適宜汐路丸を用いた実船実験を行い、精度の検祉を行う。 |
17. 実海域における船体動揺軽減装置の評価法に関する研究 |
2 |
2 |
井関俊夫 |
共同研究費 |
一般商船における船体動揺軽減装置評価法の確立を目的として、実海城における動揺軽減実験データの収集ならびに解析を行う。さらに、甲板上貨物に誘起される慣性力と固縛強度の関係に着目した動揺軽減効果の統計的評価を試みる。 |
18. 実海域対応の船舶性能設計システムの研究 |
3 |
3 |
井関俊夫 |
共同研究費 造船研究協会 |
波浪海象中の船体運動を把握し、運航スケジュール維持を容易とする船型開発のための技術を構築する。 |
19. 船体動揺シミュレータの開発 |
3 |
2 |
井関俊夫 |
教官研究費 |
船体動揺応答関数を元に、船体動揺の状態をシミュレートしコンピュータグラフィックで通常のパソコンに3次元的に表示するプログラムを開発する。 |
20. 時変係数VARモデルを用いた方向波スペクトラムのBayes推定 |
3 |
1 |
井関俊夫 |
教官研究費 |
航走中の船体動揺データを用いた方向波スペクトラムのリアルタイム推定アルゴリズムを開発する。 |
21. 着離桟操船時におけるタグ操船の安全性評価と支援システムの開発 |
2 |
1 |
石橋 篤 |
科学研究費 |
操船シミュレータを用いて着離桟時の操船者特性の抽出を行う。 |
22. 簡易VDR(ボエジデータレコーダ)の研究開発 |
5 |
3 |
桑島 進 萩原秀樹 岩坂直人 庄司るり |
共同研究費 教官研究費 |
船舶事故の原因究明のための、航行状態を計測、記録するための簡易装置(VDR)の実用化研究 |
23. 北太平洋におけるコンテナ船の荒天航海実態調査 |
3 |
3 |
桑島 進 岩坂直人 |
教官研究費 |
北太平洋就航のコンテナ船に出会い波浪風向風速計および船体動揺測定装置を取り付け、荒天航海における各種船体運航状態を解析する。 |
24. マイクロ波式舶用波高計の改良研究 |
3 |
3 |
桑島 進 |
教官研究費 |
既に開発した舶用型マイクロ波式波高計の計測精度および信頼性を上げるため、誤差要因の解析と改善を行う。 |
25. AIS導入に伴う船舶交通管理の可能性に関する研究 |
3 |
1 |
今津隼馬 覚前 修 蔵隅保男 |
科学研究費 |
船舶自動識別装置(AIS)の設計、実証を行う。 |
26. 高周波誘導加熱による沈没船タンク内重油加熱の研究 |
5 |
4 |
畑中義博 木船弘康 |
共同研究費 |
ナホトカ号のように海底に沈んだ船のタンク内に残されている重油を加熱して取り除く方法の研究。 |
27. 高周波誘導加熱による舶用ディーゼル排気ガス浄化の研究 |
3 |
1 |
畑中義博 木船弘康 東大介 |
科学研究費 |
舶用ディーゼルエンジン等の排気ガス中に含まれるすす状の微粒子(PM)を金属フィルタや炭素セラミックフィルタでトラップして高周波誘導加熱により瞬間的に燃焼して低減する。 |
28. 過熱蒸気発生用高周波誘導加熱システムの研究 |
5 |
1 |
畑中義博 木船弘康 東 大介 |
教官研究費 |
飽和蒸気を高周波誘導加熱により大気圧において過熱蒸気とするシステムとその応用の開発研究。 |
29. 超音波ホモジナイザ高周波電源システムの研究 |
3 |
1 |
畑中義博 木船弘康 東 大介 |
教官研究費 |
乳化剤を用いずに水−軽油、水−A重油エマルジョン燃料を生成する高周波電源駆動超音波ホモジナイザシステムの開発。 |
30. 高周波インバータのソフトスイッチングの研究 |
3 |
1 |
畑中義博 東 大介 |
教官研究費 |
高周波インバータのソフトスイッチング新方式の開発とハードスイッチングの比較研究。 |
31. 配管内気泡挙動に及ぼす重力の影響 |
4 |
2 |
賞雅寛而 波津久達也 |
共同研究費 |
動揺による重力加速度が原子炉、ボイラなどの配管内の気泡挙動に及ぼす影響(上昇速度、合体・分裂)を、無重力実験施設を用いて実験的に調べ、理論と照合する。 |
32. 垂直管気泡流の界面輸送 |
5 |
2 |
賞雅寛而 波津久達也 |
共同研究費 |
現在の気液二相流の計算コードを改善するために、界面の発達を示す界面輸送を画像解析法によって測定し、理論と照合する。 |
33. 垂直管環状噴霧流の液膜挙動 |
5 |
2 |
賞雅寛而 波津久達也 |
教官研究費 |
原子炉、ボイラなどに形成される環状噴霧流の液膜挙動は、熱伝達率及び限界熱流束に大きく影響する。管路入り口から出口に至る液膜の発達を、詳細に測定し、設計基準を提唱する。配管内の液膜挙動は、先に本研究室の研究により開発された、レーザフォーカス変位計による測定方法により測定される。 |
34. 放射線触媒を利用した放射線、紫外線計測 |
5 |
2 |
賞雅寛而 波津久達也 |
共同研究費 |
酸化半導体被膜を用いた放射線触媒作用によって、極めて安価、簡単に、放射線及び紫外線の計測ができることが本研究室の研究によって明らかにされた。この作動原理による放射線計測装置の開発・実用化を行う。 |
35. 放射線触媒を利用した沸騰・凝縮熱伝達の改善 |
5 |
2 |
賞雅寛而 波津久達也 |
共同研究費 |
酸化半導体被膜を用いた放射線触媒作用によって、熱伝達面の濡れ性ひいては熱伝達効率、特に限界熱流束が大きく向上することが、本研究室の研究によって明らかにされた。この作動原理による沸騰・凝縮熱伝達の改善法の開発・実用化を行う。 |
36. 放射線触媒を利用した配管表面清浄化 |
5 |
1 |
賞雅寛而 波津久達也 |
共同研究費 |
酸化半導体被膜を用いた放射線触媒作用によって、配管内のスケールの付着堆積を防止し、清浄性を維持することを目的に、この作動原理による原子炉、ボイラ内の開発・実用化を行う。 |
37. 画像解析とLEDによる自由液面下3次元液流速度の計測 |
4 |
4 |
賞雅寛而 波津久達也 |
教官研究費 共同研究費 |
動揺する液自由界面の位置・傾きと界面直下の液流速度を画像解析法とレーザーフォーカス変位計によって計測する手法を開発する。 |
38. Li−H2O系吸収冷凍機の研究 |
4 |
4 |
藤田稔彦 小嶋満夫 山下孝治 |
共同研究費 |
各種サイクルの実証実験を行う。 |
39. 微小運動下の機械要素の騒音発生に関する研究 |
2 |
1 |
志摩政幸 菅原隆志 |
共同研究費 |
微小運動下の機械要素の騒音発生に関する研究を行う。 |
40. 舶用ディーゼル主機関の排気浄化に関する研究 |
2 |
2 |
岡田 博 塚本達郎 大江賢二 |
教官研究費 |
舶用ディーゼル主機関の排気浄化に関する研究を行う。 |
41. V溝系伝熱管の蒸発及び凝縮熱伝達性能に関する研究 |
5 |
4 |
五島正雄 |
共同研究費 |
空調機に用いられているV溝系伝熱管の伝熱促進メカニズムを解析する。 |
42. マリンガスタービン用高性能再生熱交換機の開発 |
3 |
1 |
刑部真弘 |
共同研究費 |
従来よりも高性能なマリンガスタービンの再生熱交換器を開発するため、伝熱流動に関する要素研究を行う。 |
43. フローチャンネルを用いた船底塗料試験研究 |
2 |
1 |
鈴木揚之助 元田慎一 田畑 博 |
受託研究費 |
フローチャンネルを用いた船底塗料の自己研磨性の評価研究を行う。 |
44. 船底塗料の浸海試験研究 |
4 |
4 |
鈴木揚之助 元田慎一 田畑 博 |
受託研究費 |
静的・動的浸海試験による新規防汚塗料の開発及び研究を行う。 |
45. 船舶の船首方向と航路保持の同時制御に関する研究 |
2 |
2 |
清水悦郎 |
科学研究費 |
船舶の船首方向と航路保持を同時に行う制御法の構築に関する研究を行う。 |
46. 代替フロン冷媒の溝付管内流動様式と熱伝達・圧力損失 |
5 |
4 |
五島正雄 井七順広 |
共同研究費 |
溝付管内流動様式の観察と凝縮・蒸気熱伝導・圧力損失の実験による代替フロン冷媒の溝付管内伝熱機構・現象に関する研究。 |
47. アンモニア/水系の水平円管上流下液膜吸収における熱・物質伝達 |
3 |
2 |
五島正雄 井七順広 |
教官研究費 |
アンモニア/水系吸収器における種々の実験条件が液膜吸収の際に熱・物質伝達に及ぼす影響に関する研究。 |
48. 船舶・メガフロートの自然エネルギー利用によるC02削減量予測と材料腐食・劣化に関する研究 |
5 |
1 |
鈴木揚之助 五島正雄 元田慎一 井上順広 田畑 博 |
教官研究費 |
船舶等が太陽光エネルギーなどの自然エネルギーを利用した場合、CO2排出削減量についての予測とそれら機器表面等の汚れの影響解析、海氷による腐食の影響等の調査・研究。 |
49. 近赤外線敏感光磁気機械機能型セラミックス材料の開発 |
3 |
1 |
和泉 充 |
科学研究費 |
近赤外線を受光すると電気を通したり、磁石になったり、機械的伸縮をするような次世代型複合機能型素子材料および関係センサー素子の開発を行い各種輸送・信号伝達・情報システム等への応用をめざす。 |
50. 高温超電導材料の造船技術への適合性と電気推進要素技術の検討 |
10 |
1 |
和泉 充 |
教官研究費 |
発見後10数年を経て、本格的実用化の時期に入りつつある高温超電導材料の素材適合性を検討・評価して次世代艦船電気推進機構や港湾・海洋システムヘの応用可能性を検討する。あわせて高性能の高温超電導電磁石線材基盤材料、バルク成型技術の研究を行う。 |
51. 廃船FRP微粉のリサイクル関連技術の開発 |
3 |
1 |
和泉充 |
教官研究費 |
廃船により多量に廃棄されるFRPを新素材の成型加工へリサイクル応用する基盤技術の開発。 |
52. 有機金属超薄膜の超電導化と複合機能化ならびにデバイス応用の研究 |
3 |
1 |
和泉 充 大貫 等 |
科学研究費 |
腐食、錆びがなく広範囲に製膜可能な有機金属超薄膜の素材化と複合機能化をはかり各種環境下でのデバイスや表面被覆への応用をはかる。 |