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◎一般研究          
1. 海上安全研究領域          
(1)経年船体の強度評価に関する基礎的研究 4 2 海上安全研究領域 1,350 (1)海水環境の長期間腐食疲労、原油タンク環境の腐食および腐食疲労について実験的研究を行う。
(2)船級協会等での経年構造診断の枠組みを踏まえ(H13実施分)、主要部材における構造健全性の評価指標を抽出する。
(2)構造材料におけるミクロ破壊に関する研究 3 2 海上安全研究領域 輸送高度化研究領域 600 高張力鋼の切欠き付き平板試験型を用い、微細粒ペーストによるき裂進展抑制法の有効性を検証する。また、溶接継手に対する適用性を評価する。
(3)高速中性子に対する核データの評価に関する基礎研究 2 2 海上安全研究領域 600 モンテカルロコードMCNPXを用いて高速中性子に対するベンチメーク実験を解析し、JENDL-HE核データファイルの信頼性を評価する。
(4)船舶の転覆海難防止等に関する調査研究 3 1 海上安全研究領域 1,650 (1)漁船の実態、海難事例、現行基準の要件等を調査してまとめるとともに、実験と計算により漁船の転覆要因が安全性に与える影響評価を行う。
(2)損傷時復原性、満載喫水線に関する国際基準について、見直し作業に必要な技術資料をまとめる。
(3)設計・性能華準であるISO規格を、航行区域をべースとする国内基準と整合させるための検討を行う。
(5)凍着防止塗膜の評価法に関する研究 1 1 海上安全研究領域 500 凍着防止塗膜について、中国塗料(株)と共同研究を行い、防止効果のある塗膜を選定する。選定した塗膜の凍着防止特性を実験的に求めるとともに評価法を整理する。三井造船(株)の承認を得て、ハイドレートに対する凍着防止効果についても評価する。
(6)大規模システム評価技術の高度化に関する研究 3 1 海上安全研究領域 2,250 マン・マシンインターフェースの評価技術の開発として、既存システムを用いた評価実験を行う。PSA手法の高度化のため、汎用シミュレータを開発しそれを用いたET自動生成システムのためのサーバーモジュールを開発する。評価目的に応じた対象モデル化技術の確立として、潮流下における船体運動とそれを考慮した操船のモデル化を行う。ヒヤリハットデータ構築のためのロギングデータ属性を設計する。
(7)操縦性能に係わる安全基準および推定手法高度化に関する研究 3 1 海上安全研究領域 輸送高度化研究領域 1,700 (1)実船の停止性能に関する精度評価
(2)プッシャーの旋回性能および旋回時の傾斜角に関する模型試験、およびプッシャーの独航時の安全性を評価する試験法の開発。
(3)波浪中定常波力推定法を用いた波浪中操縦運動推定プログラムの開発。
(4)水面上船体構造の画像処理プログラムの開発と画像データ解析。
(5)浅水域操縦流体力推定計算のプログラムの開発。
(8)小型船舶の事故と大型船舶の火災安全基準等に係る調査 4 1 海上安全研究領域 輸送高度化研究領域 油流出防止構造プロジェクトチーム 1,550 (1)小型船舶の衝突・乗り揚げ事故をFTAを利用して、事故の複合要因を分析し、安全対策の検討を行う。
(2)海上安全委員会下及び防火小委員会下に設置される巨大旅客船安全性に関するそれぞれの通信グループのコンタクトパーソンとして避難・煙制御等の火災安全対策を中心として旅客船安全対策について検討し、IMOにおける審議に対処する。また、FP46で作成された暫定指針に沿った避難経路解析の実施体制の確立を目指して、モデルの追加を検討する。併せて、火災安全設備及び救命設備について調査・検討し、ISO/TC8/SC1における審議に対処する。
(3)部分風雨密ハッチカバーコンテナ船における危険物の積付・隔離要件に関する通信グループコーディネータとして、IMO−DSC小委員会に報告を行うとともに、新運送基準について審議する。また、固体ばら積み貨物に関する安全実施基準見直しに関する通信グループのコンタクトパーソンとして、必要な検討を実施するとともに、DSC小委員会において我が国の意見を反映させる。併せて、液状化物質判別試験法に関する通信グループコーディネータとして、新試験法についてIMO−DSC小委員会において各国の理解を得る。
(4)我が国ExpertとしてISO/TC8/SC1/WG1に出席し、各種標準案を検討する。
(9)船体構造空間にわたる波浪荷重および構造応答の研究 3 1 海上安全研究領域   (1)液体/粒状貨物による倉庫荷重推定手法の開発
(2)ダブルハルタンカー、バルクキャリアの波浪中運動に伴う縦、横荷重の同時性を考慮した長期分布のプログラム開発
(3)1000トン型巡視船の構造強度モニタリングデータの解析
(10)高速船の設計技術の高度化に関する研究 3 1 海上安全研究領域 輸送高度化研究領域 油流出防止構造プロジェクトチーム 1,600 (1)大型高速船の強度評価のための構造モデルを入手し、強度評価を行う。
(2)実船の実海域航行実験を行う。
(3)高速船の波浪中応答計算法に関する研究







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