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今治造船グループ、故檜垣孝則副社長の祉葬を9月26日に挙行
 去る8月26日に逝去された故檜垣孝則今治造船(株)代表取締役副社長の社葬が9月26日、今治造船グループの一員である今治国際ホテルにおいてしめやかに執り行われました。
 喪主は、ご長男の檜垣邦彦氏(今治造船(株)丸亀営業本部副本部長・丸亀営業グループ長)、葬儀委員長は、檜垣俊幸今治造船(株)代表取締役社長が務められました。正午からの社葬・告別式には故人のご功績を偲び各界から多数の方々が参列され、故人のご冥福をお祈りするとともに、故人と親交の深かった方々からの弔辞が披露されました。
 なお、社葬に先立ち、故人のご生前の功績に対し8月26日付で勲四等旭日小綬章が授与された旨、参列者同に報告が行われました。
 また、故人は平成10年5月に会員に推されて当会副会長に就任、以来今日まで斯業の発展にご尽力頂いておりました。次に三輪当会会長の追悼文を掲載し、故人のご冥福をお祈り申し上げます。
故檜垣孝則副会長のご逝去を悼んで
(社団法人日本中小型造船工業会会長 三輪善雄)
 今はなき故檜垣孝則副会長に社団法人日本中小型造船工業会の会員一同を代表し謹んで哀悼の意を捧げます。
 あなたが、当工業会の理事として会の運営に直接携わられたのは、平成10年からではございますが、当工業会創立当初から理事を務められていた御尊父正一様を通じて当工業会と古くから関わりをもたれていたこともあって、中小造船業に深い関心をお持ちだったことが印象に残っております。
 また、2年前に私が会長を引き受けるに際し、あなたの深い造詣を活かして是非とも手助けして欲しいとお願いいたしましたところ、一時期体調を崩され、社業に専念したいとのご意向もあったと存じますが、快く副会長留任をお引き受けいただきましたことが昨日のように思い出されます。
 当時、中小造船業界は不況のまっただ中にあり、業界のみならず当工業会も大きな変革期にさしかかっており、中型船と小型船の両業界団体の合併、再編が大きなテーマとして持ち上がっていました。
 また、造船特有の技能伝承問題、環境問題等々課題は山積しており、会員同あなたの豊富なご経験と卓抜した識見に大きな期待を寄せていたところでございます。
 社務ご多忙にもかかわらず、中小造船業構造改革の推進に多大なご尽力をいただいたのも、今考えれば、ひとえに造船にかける情熱、生粋の造船屋としての意気込みではなかったかと思われます。
 昨年ようやくにして両団体の合併がまとまり、中小造船業の全国団体として新たに発足し、これから業界一丸となって健全で活力ある次世代中小造船業の構築に向けて取り組んでいこうとした矢先にあなたを失ったことは、誠に痛惜に耐えないものがございます。
 今後ともご指導を賜りたいと考えておりましただけに、私どもの残念な思いは筆舌に尽くせませんが、あなたのご遺志を今後も当工業会の運営に力強く引き継いでいくことこそが残された私どもの務めと考えております。
 ここに改めて生前のご功績とご遺徳を偲び、謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
 
○事務所移転
(社)関東小型船舶工業会
移転先:〒231−0003 神奈川県横浜市中区北仲通2−17東海ビル3階
TEL・FAX:045−201−2660(変更なし)
移転日:平成14年8月1日(木)
 
11月8日(金)
・中小型造船業における雇用流動化対策及び人材の確保・雇用流動化対策部会
12:00〜15:00 於:四国ドック(株)
11月21日(木)
・中小型造船業における雇用流動化対策及び人材の確保・雇用流動化対策部会検討会
11:00〜17:00 於:事務局会議室
11月29目(金)
・中型タンカーの新船型の設計に関する調査研究・新型タンカー部会
13:00〜17:00 於:事務局会議室
 
8月26日(月)
・中小型造船業における廃棄物の減量化等の推進・環境保全活動推進部会
9月4日(水)
・中型タンカーの新船型の設計に関する調査研究・新型タンカー部会
9月5日(木)
・中小型造船業における雇用流動化対策及び人材の確保・人材確保対策部会
9月17日(火)
・総務委員会
・運輸施設整備事業団との連絡会
9月18日(水)〜20日(金)
・中小型造船業における廃棄物の減量化等の推進・九州四国地区訪問調査
9月18日(水)〜27日(金)
・SMMハンブルグ2002展示会出展及び仏独造船業視察
9月19日(木)
・中小型造船業における雇用流動化対策及び人材の確保・技能資格認定制度創設及び標準作業書作成検討会
9月25日(水)〜27日(金)
・中小型造船業における廃棄物の減量化等の推進・中国地区訪問調査
9月25日(水)
・技術委員会工作/生産設備研究会
9月26日(木)
・技術委員会設計研究会
・技術委員会
9月27日(金)
・小型造船技術講習・造船現図技術講習会
・技能伝承のための撓鉄作業の高度化・新展開法部会
・技術委員会性能研究会







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