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タイ国におけるモーダルシフトに伴う新規造船需要に関する調査?実現に向けて?

 事業名 造船関連海外情報収集及び海外業務協力事業
 団体名 シップ・アンド・オーシャン財団  


3 沿岸輸送の現在の役割
貨物グループ 1996 1997 1998 1999 2000
生きた動物 - - O - -
- - 4 - 28
トウモロコシ 65 63 50 96 46
キャッサバ - - - - -
サトウキビ - - - - -
ゴム 3 39 152 160 141
木材、建材 47 3 1 0 7
その他の食品 25 87 73 138 93
家畜飼料 - 2 1 5 4
砂糖 10 2 - - -
その他の食料品 58 111 56 77 72
固形燃料 - - 2 - 106
石油製品 21,674 22,855 22,419 20,806 22,128
鉱石及び金属廃棄物 - - 5 - -
金属製品 989 826 266 490 344
砂、砂利、土、鉱さい - - - - -
セメント 240 158 88 57 2
その他鉱物及び建築材 24 1 20 20 48
肥料 161 239 86 35 130
化学品 - - 100 85 196
機器、その他の工業製品 - - 1 1 -
雑貨、容器 102 136 2 - 2
合計 23,398 24,522 23,326 21,970 23,347
 
 表1は1996年から2000年の5年間に、タイ国内で沿岸輸送された主要貨物を示している。
 
 最も顕著な特徴は、圧倒的に石油輸送が多い点である。同期間中の沿岸輸送貨物総量2,300万トンの内、ほぼ95%は石油製品であった。逆に、2番目に多い品目である金属製品は、全体の1.47%を占めているに過ぎず、他の品目で1%を超えているものはない。道路貨物との比較は対照的である。道路貨物は多様化しており、全体の25%を超える品目はなく、7種の異なる晶目がそれぞれ全体の6%又はそれ以上を占めている。
 
 石油製品には、燃料油、ディーゼル油、原油、ガソリン、LPGガス、その他石油から精製される製品を合む。石油製品の最も重要な航路は、チョンブリ、ラヨーンからバンコク、サムットプラカーン、チャチェルンサオ向けの航路である。その他の貨物、即ち石油製品以外の貨物については、主要な積地および仕向地は、バンコクあるいはチョンブリの港湾となっている。
 表2は、1998年の沿岸輸送発送地及び目的地について要約している。表からは、チョンブリが貨物の発送地として、またバンコクが目的地として重要であることがわかる。実際、バンコク、サムットソンクラーム、チョンブリが沿岸輸送貨物の総量のほぼ40%を占めている。しかし、これらの平均輸送距離は非常に短く(91km)、トンキロベース貨物輸送では、約20%しかなく、チョンブリ〜スラータニー、ナコンシータマラート、ソンクラー等の南部県間の貨物輸送規模とほぼ同程度となる。
 表3及び表4は沿岸輸送された主要貨物の分類を、荷積み港及び荷揚げ港別に表している。主要な動きを以下の項で要約する。
 
 
石油製品(2,212万8千トン)
 石油製品の荷積みは圧倒的にチョンブリの石油精製所で行われているものが多い(同港での荷積みが全体の93%を超えている)。製品全体の約70%は非常に短距離輸送されており、バンコク及びその周辺地域又は東部沿岸地域に輸送される。他の主要な目的地は、全体の10%超を占める南部県であり、ソンクラー及びスラータニーの2地点にほぼ同量が輸送される。
 
金属製品(34万4千トン)
 金属製品の主要な荷積み港は、プラチュアップキリカン(バンサファン)である。製品の60%がバンコク向けであり、約35%がラヨーン向けとなっている。
 
ゴム(14万千トン)
 ゴムは主にラヨーン(76%)、チョンブリ(22%)で荷積みされている。これらの地点からサムットプラカーン(56%)及びスラータニー(42%)の加工工場へと運ばれる。
 
化学品(19万6千トン)
 化学品の沿岸輸送は、ほぼ全面的にラヨーンからサムットプラカーンヘの航路であり、これが全体の95%を占めている。
 
セメント(2万トン)
 セメントの沿岸輸送もペッチャブリーからチョンブリの一航路に集中している。
 
肥料(1万3千トン)
 化学肥料は主にラヨーン(67%)、バンコク(21%)で荷積みされ、サムットプラカーン及びチョンブリからも少量発送される。ソンクラー(46%)が主要な荷揚げ地で、パンコク(13%)、スラータニー(10%)、他の荷揚げ地が続く。
 
その他の農作物(9万3千トン)
 「その他の農作物」の二つの主要な荷積み地点はチョンブリ(25%)及びスラッータニー(64%)である。2つの主要な荷揚げ港は、チャチョエンサオ(64%)及びソンクラー(34%)である。それぞれの地域で荷積みと荷揚げ量がほとんど同じレベルであることから、チョンブリ〜ソンクラー及びスラータニー〜チャチョエンサオの二つに主要な航路があることがわかる。







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