●海底ハウス“歩号一世”
昭和43年に民間の手で造られ、静岡県沼津市内浦の三津天然水族館(現、三津シーパラダイス)の沖合い水深8mに設置され、3年3ヶ月にわたる居住実験が行われた海底ハウスです。
●半没水型双胴実験船“マリンエース”
昭和52年10月に完成した、日本で始めての半没水型双胴実験船です。半没水型双胴船は、水面下の魚雷型をした没水部(ロワーハル)と水面上の上部構造物を、流線形の断面を持つ結合部材(ストラッド)で結合したユニークな形状の船で、従来型の船と比較して造波抵抗が小さく、高速性に優れています。
さらに、自動制御のフィンスタビライザーを装備しているので、波浪中での揺れが極めて少なく、また、双胴船であるため同一平面上に広い作業スペースが確保できるなど大きな特徴を持ち、観測船や客船に採用されています。
総トン数:29トン |
全長:12.35m |
全幅:6.50m |
深さ:2.70m |
最大速力:18ノット |
乗員:最大20人 |
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●潜水艇“たんかい”
大陸棚海域における潜水調査を目的に建造された小型潜水艇です。この船の特徴は、球体の船体の下半分がメタアクリル樹脂製の透明耐圧殻で、広い視野での調査・観測ができることです。
排水量:56トン |
最大幅:2.9m |
高さ:2.94m |
推進方式:ウォータージェット |
最大潜水深度:200m |
最大潜水時間:48時間 |
定員:2人 |
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●超電導電磁推進装置
世界初の超電導電磁推進船“ヤマト−1”に搭載された推進装置です。推進の原理は、「フレミングの左手の法則」を応用したもので、超電導電磁石が作り出す強力な磁場を利用して、海水を後方へ勢いよく押し出す力で船を進めます。
●大型スクリュープロペラ
5万トンクラスの大型船に使われる大型スクリュープロペラです。4翼一体型、直径が6.0m、重量は15.3トンで材質はアルミニウムとニッケルを含む銅合金でできています。
●戦艦“陸奥”主砲
日本海軍に所属した戦艦“陸奥”の主砲です。
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