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特別展示
 
 子供たちに「海」や「船」に対する興味と関心を高めてもらうことを目的として、夏休み期間中の小・中学生を主な対象に、「海」や「船」を題材とした各種工作教室で構成した、特別展「夏休み! 海と船の工作ひろば」を開催しました。
 
名称:特別展「夏休み! 海と船の工作ひろば」
期間:平成14年8月1目(木)〜8月31目(土)
場所:船の科学館・本館1階/オーロラホール
入場者数:96,901名
内容
 
●ゴム動力の船コーナー
 工作用のバルサ材、スクリュープロペラ、輪ゴム等を利用して、ゴム動力で動く船を作りました。
 実施日:期間中毎日(1日4回開催)
 参加人数:2,201名
 
●ロープワークコーナー
 元東京水産大学“海鷹丸”甲板長斉藤良男氏を指導者に迎え、初心者向けのロープワーク教室を開催しました。
 実施日:8月10日、11日
 参加者数:26名(付き添い参加者は含まず)
 
●ボトルシップコーナー
 東日本ボトルシップ愛好会代表の新明國由氏を指導者に迎え、初心者向けのボトルシップ工作教室を開催しました。
 実施日:8月14日、15日
 参加者数:30名(付き添い参加者は含まず)
 
●海藻おしばコーナー
 静岡県下田市の浜辺で採取した各種海藻を使った「おしば」作りを行いました。なお、製作した作品は乾燥後ラミネート加工を施し、製作された参加者にお送りしました。
 実施日:期間中毎日(1日1回開催)
 参加者数:552名
 
●ネームタグコーナー
 木紙に代る紙の材料として注目を集めている「ケナフ」を使用した粘土を使って、海の生物や船を題材とした「ネームタグ」作りを行いました。
 実施日:期間中毎日(1日1回開催)
 参加者数:473名(付き添い参加者は含まず)
 
●丸木舟コーナー
 半割にした杉の丸太に火をつけ、焦がした部分をホタテ貝の貝殻で削りとる、古代式の丸木舟作りを行いました。
 実施日:期間中毎日(1日2回開催)
 参加者数:452名
 
●自由工作コーナー
 参加者がいつでも自由に参加できるコーナーとして「ペーパーモデル/二式大型飛行艇」「ジグソーパズル/海の生き物図鑑」「船の帽子」「海と船の下じき」作りを行いました。
 実施日:期間中毎日(10:00〜18:00)
 
●ムダマハギ型漁船建造技術の公開
 青森県のみちのく北方漁船博物館の協力を得て、ムダマハギ型漁船の実物を展示するとともに、船の特徴や建造過程・技術等をパネルやコンピュータを利用して紹介しました。
 実施日:期間中毎日(10:00〜18:00)
 
特別展チラシ
 
会場風景
 
ロープワークコーナー風景
 
 
企画展示
 
 船の科学館では、科学館が永年にわたり収集してきた資料を来館者の皆様に公開するとともに、収集資料を通して、より多くの皆様に「海」や「船」への関心を高めていただくことを目的として各種企画展を開催しました。
 
企画展「絵葉書で綴る日本の外航客船たち」
期間:平成14年8月3日(土)〜16日(金)
会場:船の科学館 本館3階/マリタイムサルーン
入場者数:31,845名
内容
 わが国の外航客船について、その全盛期から現在までを、絵葉書を通して展示紹介しました。
展示資料
客船絵葉書:89点
船舶模型:7点(1/500比較模型)
その他資料
・客船データ(船名・船会社・航路・竣工年月・造船所・総トン数・全長)
・1900年初頭の各船会社の航路案内図
・外国人用案内パンフレット
・芳名録(日本郵船)
・“高砂丸”メニュー
 
 
企画展「鯨の世界をのぞく」
期間:平成14年9月28日(土)〜10月14日(月)
会場:船の科学館 本館3階/マリタイムサルーン
入場者数:11,451名
協力:勇魚文庫、社団法人楽水会、社団法人日本鯨類研究所
内容
 下関においてのIWCの開催や鯨類のストランディング(座礁)などで、鯨への関心が高まっていますが、鯨の進化や生態については余り知られていないのが実情ではないでしようか。「なぜ、鯨は水中で生活できるのか」「水族館で見ることのできるイルカとクジラの違いは何か」といった数々の疑問を解き明かす糸口として、解説パネルを中心にアメリカ式捕鯨船“チャールズ・W・モーガン”の船舶模型や実物資料としてマッコウクジラの歯、ミンククジラのひげ及び鯨をモチーフにした工芸品等で展示紹介しました。
 
 







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