日本財団 図書館

共通ヘッダを読みとばす


Top > 自然科学 > 医学.薬学 > 成果物情報

解剖学実習を終えて 第23集 学生感想文集

 事業名 篤志献体の普及啓発
 団体名 日本篤志献体協会 注目度注目度5


解剖学実習
 ナット・タンピパット
 「来学期になると、解剖実習が始まるって?」と思わず声を出してしまいました。ホラー映画などで見た死体の姿の怖いイメージが強く、解剖実習という言葉だけを聞いて、気分が悪くなりました。ですが、それは自分の勝手な想像に過ぎないのだと今は気づきました。本物の解剖実習は違います。それから、たった二週間後、いよいよ解剖実習が始まりました。最初の日に、解剖実習室に入ると、何かすごくプレッシャーを感じて、先生方が本日の解剖実習について説明し始めてもなかなか緊張感がおさまりませんでした。そして、ご遺体との初対面です。今まで出会ったことのない息をしていない人間の体が私の目の前にいました。ですが、気分が悪くなるどころか不思議に気持ちが落ちつきました。講義で習った人体の仕組みを実際に一個一個明らかにして、自分の目で確かめることは私たちが解剖実習で実際にすることです。講義で聞いたことを思い出しながら、メスをご遺体に入れて、複雑な人間の体を実際に観察することができました。こういう作業を繰り返してするうちに、やはり人間の体を理解するためには講義を聞くだけでは不十分だと悟りました。頭で理論的に理解するのは簡単ですが、人間の体のすばらしさは実感できません。ご遺体は、私達の医学の勉強のため、生前に本人の強い意志で提供してくれました。ですから、ご遺体を尊重して、慎重に扱わなければならないことは言うまでもなくいつも心にとめておきます。
 今回の実習を通して、先生方を始め、ご遺族の方々の世話になりました。この場を借りて、感謝したいと思います。








サイトに関するご意見・ご質問・お問合せ   サイトマップ   個人情報保護

日本財団会長笹川陽平ブログはこちら



ランキング
注目度とは?
成果物アクセスランキング
76位
(32,471成果物中)

成果物アクセス数
158,020

集計期間:成果物公開〜現在
更新日: 2020年8月8日

関連する他の成果物

1.「献体とは」
2.「解剖学と献体その新しい展開 コメディカルの実習教育を考える」ビデオ
3.2001年度助成事業報告書
  [ 同じカテゴリの成果物 ]


アンケートにご協力
御願いします

この成果物は
お役に立ちましたか?


とても役に立った
まあまあ
普通
いまいち
全く役に立たなかった


この成果物をどのような
目的でご覧になりましたか?


レポート等の作成の
参考資料として
研究の一助として
関係者として参照した
興味があったので
間違って辿り着いただけ


ご意見・ご感想

ここで入力されたご質問・資料請求には、ご回答できません。






その他・お問い合わせ
ご質問は こちら から