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第I部
1. 内航水上輸送概説
 米国の内航輸送量は、2000年に約11億ショート・トンであった。このうち、21%は沿岸輸送、59%が内陸水路、11%が五大湖輸送、9%が港湾区域内輸送である。輸送総量は1990年以来、わずかながら減少傾向にあり、1990年から2000年の間に年間平均0.5%の低下を示している。総体的な輸送パターンのなかで、沿岸輸送は年間平均2.8%の割合で減少している。一方、港湾内の輸送量は1.4%の増加率を示しており、河川・五大湖輸送量は当該期間はほぼ横這いであった。
 
表I-1 内航水上輸送の推移
(単位: 100万ショートトン)
  1990 1992 1994 1996 1998 2000(prel.) 平均年間成長率
1990-2000
沿岸輸送 298.6 285.1 277.0 267.4 249.6 223.9 -2.8
五大湖輸送 110.2 107.4 114.4 114.9 122.2 114.4 0.4
河川輸送 622.5 621.0 618.4 622.1 625.0 626.9 0.1
港湾内輸送 86.4 76.8 82.9 89.0 90.1 99.3 1.4
Total 1,117.8 1,090.4 1,093.1 1,093.4 1,086.9 1,064.5 -0.5
出典: 陸軍工兵隊
1-1 内航水上輸送の役割
 
 2000年においては、米国の国内輸送総量(トンマイル・ベース)の14.4%を水上輸送が占めた。1970年には21.3%、1980年には23.6%、1990年には20.7%であり、ここ10年間で大幅に減少していることとなる。他の輸送モードの輸送量は、過去30年間増加の一途をたどっているのに対して、内航水上輸送量は比較的横ばい状態であり、ここ30年間で9%しか増加していない。対照的に、同時期にトラック輸送量は172%、鉄道輸送量は90%、石油パイプライン輸送は47%、航空輸送にいたっては400%以上増加している。
 水上輸送全体のなかで、4つのサブセクターの傾向には大きなばらつきが見られる。河川輸送量は1970年以来96%増加したのに対し、同時期に沿岸輸送量は21%減少した。沿岸輸送量の減少のかなりな部分は、アラスカ石油生産量の低減と原油輸送需要の低迷によるものである。1990年代後半に、アラスカ原油の出荷量は年間8%を上回るペースで減少し、その他の内航外洋輸送量の年間1.5〜2.0%増加もこれを埋め合わせることができなかった。
 
表I-2 米国国内輸送の輸送モーダル別内訳
(輸送トンマイルによる)
  1970 1980 1990 2000(prel.)
トンマイル 全体に占める% トンマイル 全体に占める% トンマイル 全体に占める% トンマイル 全体に占める%
航空輸送−国内 2,709 0.1% 4,528 0.1% 9,064 0.2% 14,833 0.3%
都市内トラック輸送 412,000 14.7% 555,000 14.2% 735,000 18.2% 1,121,000 24.8%
クラスI鉄道輸送 764,809 27.3% 918,958 23.5% 1,033,969 25.7% 1,455,600 32.2%
内航水上輸送 596,195 21.3% 921,835 23.6% 833,544 20.7% 651,030 14.4%
 沿岸輸送 359,784 12.8% 631,149 16.1% 479,134 11.9% 286,436 6.3%
 五大湖輸送 79,416 2.8% 61,747 1.6% 60,930 1.5% 57,302 1.3%
 河川輸送 155,816 5.6% 227,343 5.8% 292,393 7.3% 305,852 6.8%
 港湾内輸送 1,179 0.0% 1,596 0.0% 1,087 0.0% 1,440 0.0%
石油パイプライン 431,000 15.4% 588,200 15.0% 584,100 14.5% 631,600 14.0%
合計 2,802,908 100.0% 3,910,356 100.0% 4,029,221 100.0% 4,525,093 100.0%
出典: 運輸統計局
 
1-2 内航水上輸送品目の構成
 
 石油及び石油製品は、水上輸送量の最大の単一カテゴリーである。現在入手できる水上輸送データの最新版である1999年統計によれば、石油及び石油製品は内航水上輸送トン数の34%を占めたが、この割合はアラスカ原油輸送の低迷の結果、減少している。15年前には、内航水上輸送量の約45%を石油が占めていた。砂、砂利、石材、鉄鉱石、屑鉄、塩等からなる未加工原料が水上輸送で2番目のカテゴリーである。未加工原材料輸送総量は、年間平均2%増加しており、1999年には水上輸送量全体の22.5%を占めた。石炭が輸送トン数にして第3位であり、1999年には全体の20.6%を占めた。石炭輸送量は、年間平均1.4%の割合で増加している。その他の主要なカテゴリーは食品及び農産物と化学関連製品であり、それぞれ輸送総量の9.4%、7.1%を占める。
 
表I-3 内航海上輸送品目の内訳
品目 1985 1990 1995 1999
トン 全体に占める% トン 全体に占める% トン 全体に占める% トン 全体に占める%
石炭 179.8 17.7% 227.1 20.2% 223.5 20.4% 218.9 20.6%
石油及び石油製品 453.5 44.7% 457.7 40.8% 403.6 36.9% 361.5 34.0%
化学及び関連製品 59.7 5.9% 67.4 6.0% 79.4 7.3% 75.3 7.1%
未加工原材料 181.4 17.9% 222.4 19.8% 226.4 20.7% 239.3 22.5%
第一次加工品 25.2 2.5% 25.5 2.3% 36.8 3.4% 45 4.2%
食品及び農産物 82.1 8.1% 98.6 8.8% 103.4 9.5% 100 9.4%
全ての製造機器 4.3 0.4% 8.1 0.7% 14.6 1.3% 17.8 1.7%
その他 28.1 2.8% 15.5 1.4% 5.5 0.5% 3.9 0.4%
合計 1014.1 100.0% 1122.3 100.0% 1093 100.0% 1061.8 100.0%
出典: 陸軍工兵隊
 
1-3 内航水上輸送が発生する地域
 
 メキシコ湾岸に位置するルイジアナの取り扱う内航水上輸送量は群を抜いている。1999年に内航水上輸送総量の15.5%は、ルイジアナ州で発着しており、河川輸送と沿岸輸送からなる。イリノイ州とテキサス州はこれに次いで肩を並べており、同年の水上輸送総量の各6.3%を占めた。前者は河川輸送または五大湖輸送を扱い、後者は河川輸送と沿岸輸送を取り扱っている。1999年には上位20州が内航輸送総量全体の86%を占めた。
 
表I-4 内航水上輸送貨物取り扱い量上位20州(1999年)
順位 内航水上輸送量 (単位:千トン) 輸送総量に占める%
州内 合計
1. ルイジアナ 109,472 132,387 39,723 281,582 15.5%
2. イリノイ 86,107 19,339 9,141 114,587 6.3%
3. テキサス 42,928 20,975 50,010 113,913 6.3%
4. オハイオ 25,038 63,691 16,519 105,248 5.8%
5. ケンタッキー 50,854 27,766 11,597 90,217 5.0%
6. フロリダ 12,958 59,484 4,891 77,333 4.3%
7. ペンシルバニア 19,650 35,312 21,300 76,262 4.2%
8. ウエストバージニア 45,281 18,062 12,412 75,755 4.2%
9. インディアナ 14,991 54,465 3,368 72,824 4.0%
10. ミシガン 27,196 22,944 15,472 65,612 3.6%
11. アラスカ 51,839 2,614 4,167 58,620 3.2%
12. ワシントン 12,367 27,333 18,077 57,777 3.2%
13. ニューヨーク 20,619 20,911 15,852 57,382 3.2%
14. ニュージャージー 27,622 22,841 4,764 55,227 3.0%
15. カリフォルニア 5,453 32,719 12,635 50,807 2.8%
16. ミネソタ 39,374 7,020 2,563 48,957 2.7%
17. テネシー 6,557 36,928 4,283 47,768 2.6%
18. アラバマ 10,430 20,212 13,329 43,971 2.4%
19. ミズーリ 16,872 9,465 9,199 35,536 2.0%
20. ウィスコンシン 23,521 7,639 817 31,977 1.8%
  その他 102,431 109,691 39,870 251,992 13.9%
  合計 751,560 751,798 309,989 1,813,347 100.0%
出典: 陸軍工兵隊
 
1-4 内航輸送に従事する主要港湾
 
 サウス・ルイジアナ港が内航水上輸送最大の貨物量を扱う港である。毎年延べ50,000隻以上のバージが入港し、1999年の内航水上輸送量は約1億2,000万トンであった。同港はミシシッピ川沿いに54マイルにわたって広がり、総輸送量(内航・外航を合わせて)は2億4,500万トンを上回る。サウス・ルイジアナ港はアメリカ大陸最大のトン数を扱う港であり、世界でも第3位である。第2位の内航輸送取り扱い港はニューヨーク/ニュージャージー港である。同港は1999年に約7,000万トンの内航貨物を取り扱った。貨物の内訳は、主に石油製品と港湾内輸送である。内航貨物取り扱い量第3位は、ヒューストン港であり、1999年の取り扱い量は5,700万トンであった。貨物の内訳は、主に石油製品及び化学製品である。第4位は河川港のピッツバーグであり、1999年には主に石炭、未加工原材料(砂利、砂)からなる5,300万トンの貨物を取り扱った。第5位はPrudhoe湾油田からのアリエスカ・パイプラインの南のターミナルであるバルデズ港である。同港から積み出される貨物はすべて太平洋岸北西部及びカリフォルニアへ輸送される原油である。
 
表I-5 内航水上輸送取り扱い港上位20(1999年)
順位 港湾 立地 取り扱い量(単位:千トン)
1. South Louisiana, LA 河川 119,454
2. New York/New Jersey 東海岸 70,231
3. Houston, TX メキシコ湾岸 56,736
4. Pittsburgh, PA 河川 52,931
5. Valdez, AK 太平洋岸 49,394
6. Baton Rouge, LA 河川 43,324
7. Plaquemines, LA 河川 40,612
8. New Orleans, LA 河川 38,603
9. St. Louis, MO 河川 32,651
10. Tampa, FL メキシコ湾岸 32,513
11. Duluth, MN 五大湖 29,427
12. Huntington, WV 河川 22,314
13. Corpus Christi, TX メキシコ湾岸 22,295
14. Mobile, AL メキシコ湾岸 21,376
15. Chicago, IL 五大湖 20,689
16. Lake Charles, LA メキシコ湾岸 19,990
17. Long Beach, CA 太平洋岸 18,675
18. Texas City, TX メキシコ湾岸 18,263
19. Memphis, TN 河川 16,611
20. Beaumont, TX メキシコ湾岸 15,550
出典: 陸軍工兵隊
 
1-5 内航水上ルート
 
 石炭の水上輸送の大部分はオハイオ水系上で行われる。1999年に1億1,660万トンの石炭が、オハイオ水系上を輸送され、石炭の内航水上輸送総量の40%を占めた。原油の水上輸送は、主にアラスカとカリフォルニア及び太平洋岸北西部間輸送であるが、メキシコ湾岸沿いで局地的な輸送も行われている。膨大な量の石油製品水上輸送は、メキシコ湾岸から大西洋岸に沿って、またはその間で発生し、1999年にこの区域で約1億3,000万トンの石油製品が輸送された。また、ミシシッピ水系上、西海岸沿いでも、相当量の石油製品の水上輸送が行われている。化学製品の水上輸送は、主にメキシコ湾岸に集中しており、木材輸送は主に太平洋岸北西部で、砂・砂利・塩の輸送は五大湖及びオハイオ水系、鉄鉱石・屑鉄輸送は五大湖で、食糧・食品はミシシッピ水系上で輸送される。
 
表I-6 内航水上輸送品目の主な輸送地
  1999年輸送量(単位:百万トン)     1999年輸送量(単位:百万トン)
石炭   砂、砂利、塩  
 オハイオ水系 116.6  五大湖 32.6
 五大湖 21.3  オハイオ水系 31.4
 ミシシッピ川下流/フロリダ 8.4  大西洋岸中部 13.5
 モービル川 6.7  ミズーリ川 7.4
   メキシコ湾岸 6.2
原油    
 アラスカ/カリフォルニア 25.2 鉄鉱石、屑鉄  
 アラスカ/大西洋岸北西部 21.7  五大湖 54.8
 メキシコ湾岸 15.0  ミシシッピ川下流/オハイオ川 2.0
   ミシシッピ川上流/下流 1.5
石油製品    モービル川 1.0
 大西洋岸中部 51.1  
 メキシコ湾岸 45.0 非鉄鉱石、スクラップ  
 大西洋岸中部/大西洋岸北部 19.2  ミシシッピ川下流/オハイオ川 2.0
 ミシシッピ川下流/メキシコ湾岸 16.8  メキシコ湾岸/オハイオ川 0.9
 ミシシッピ川下流 14.0  
 メキシコ湾岸/大西洋岸南部 12.9 第一次非金属製品  
 オハイオ水系 8.5  五大湖 3.5
 ワシントン/オレゴン沿岸 7.6  オハイオ水系 3.0
 カリフォルニア沿岸 6.1  ミシシッピ川下流/オハイオ川 1.2
   大西洋岸中部/大西洋岸北部 1.2
化学肥料    大西洋岸中部 1.0
 ミシシッピ川上流/下流 1.4  
 ミシシッピ川下流/オハイオ川 1.3 第一次金属製品  
 大西洋岸南部 1.1  ミシシッピ川下流/オハイオ川 4.9
   ハワイ 3.7
化学製品 (肥料を除く)    ミシシッピ川下流/五大湖 1.7
 メキシコ湾岸 21.0  アラスカ 1.2
 ミシシッピ川下流/メキシコ湾岸 4.6  
 大西洋岸 2.8 食糧、食品  
 メキシコ湾岸/大西洋岸中部 2.5  ミシシッピ川上流/下流 25.4
 メキシコ湾岸/大西洋岸南部 2.1  イリノイ水路 17.7
   オハイオ水系 10.0
木材    ミシシッピ川下流 8.1
 ワシントン/オレゴン海岸 4.8  コロンビア川 5.0
 モービル川 2.6  
 アラスカ 1.6 工業製品  
 コロンビア川 1.6  大西洋岸中部 1.6
   大西洋岸北西部/アラスカ 1.2
 カリフォルニア/ハワイ 1.1
出典: 陸軍工兵隊
 
1-6 内航輸送に従事する船舶
 
 米国政府発表の最新データによれば、2000年年央時点で、米国内航に従事する船舶は、自航船277隻、非自航船28,562隻であった。自航船はトン数にして全船腹の15%を占め、非自航船が85%を占める。ほとんどの自航船は沿岸航路または五大湖で運航し、非自航船の80%以上が水路(waterways)で運航していた。
表I-7 米国内航に従事する船舶の隻数とトン数
(2000年年央現在)
  隻数 総トン数合計(単位:千dwt) 全体に占める割合%
自航船
 沿岸 193 6,866 11.6%
 水路 23 18 <0.1%
 五大湖 61 1,914 3.2%
 小計 277 8,798 14.9%
非自航船
 沿岸 2,339 6,924 11.7%
 水路 26,102 42,815 72.6%
 五大湖 121 420 0.7%
 小計 28,562 50,159 85.1%
合計 28,839 58,957 100.0%
出典: MarAd
 沿岸で運航している自航船の半数以上(193隻中102隻)がタンカーであり、約12%がコンテナ船である。残りは、各種の船舶を取り混ぜたものとなっている。五大湖では、61隻の自航船のうち、53隻がドライ・バルク船であった。河川系で運航する自航船はごくわずかである。河川系で運航している26,100隻の非自航船のうち、80%はバルク貨物輸送用に設計されており、11%が液体貨物輸送、残りはその他の多種多様な貨物輸送用である。沿岸で運航している2,339隻の非自航船には、政府が非自航船のカテゴリーに含めている10隻のITB(一体型タグバージ)が含まれている。これらの詳細は表I-8を参照のこと。
表I-8 米国内航輸送に従事する船舶の種類と規模
(2000年年央現在)
  液体貨物 ドライバルク コンテナ船 その他 合計
トン トン トン トン トン
沿岸
自航船 102 6,075 1 33 24 596 66 162 193 6,866
>1,000 gt 84 6,063 1 33 24 596 10 143 119 6,835
<1,000 gt 18 12 0 0 0 0 56 19 74 31
非自航船 497 3,704 447 1,563 26 161 1,369 1,496 2,339 6,924
>1,000 gt 410 3,603 158 1,152 26 161 149 818 743 5,734
<1,000 gt 87 101 289 411 0 0 1,220 678 1,596 1,190
沿岸合計 599 9,779 448 1,596 50 757 1,435 1,658 2,532 13,790
内陸水路
自航船 0 0 0 0 0 0 26 18 26 18
>1,000 gt 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
<1,000 gt 0 0 0 0 0 0 26 18 26 18
非自航船 2,819 6,522 20,912 33,511 0 0 2,371 2,782 26,102 42,815
>1,000 gt 1,263 4,129 215 599 0 0 72 254 1,550 5,982
<1,000 gt 1,556 2,393 20,697 32,912 0 0 2,299 2,528 24,552 37,833
内陸水路合計 2,819 6,522 20,912 33,511 0 0 2,397 2,800 26,128 43,833
五大湖
自航船 4 20 53 1,873 0 0 4 21 61 1,914
>1,000 gt 2 19 50 1,871 0 0 1 21 53 1,911
<1,000 gt 2 1 3 2 0 0 3 0 8 3
非自航船 15 72 22 206 0 0 84 142 121 420
>1,000 gt 14 70 7 186 0 0 4 26 25 282
<1,000 gt 1 2 15 20 0 0 80 116 96 138
五大湖合計 19 92 75 2,079 0 0 88 163 182 2,334
内航合計 3,437 16,393 21,435 37,186 50 757 3,920 4,621 28,842 58,957
出典: MarAd
 
1-7 内航輸送の船舶オペレーター
 
 陸軍工兵隊のデータによると、内航輸送で船舶またはバージを運航している会社は米国に約2,400社存在する。これらの会社の規模はさまざまであり、バージまたは自航船1隻のみを運航しているような極小会社から、5,000隻以上の河川バージと数百隻の曳航船を運航している大型企業にいたるまで幅広い。米国内航輸送における船舶及びバージの主要オペレーターのリストを次に挙げる。
表I-9 米国内航輸送における船舶及びバージの主要オペレーター
オペレーター 運航ユニット数 主要運航内容
自航船 バージ タグ
タンカー 貨物 タンク 乾貨物 曳航船
西海岸
Alaska Marine Lines       21 19 シアトルとアラスカの複数港湾間のバージ定期運航
Brix Maritime     4 23 16 コロンビア河川系での乾貨物及びタンクバージ運航
chevron 3         西海岸沿いの石油製品流通
Crowley 7   17 47 75 西海岸、東海岸、アラスカにおける船舶補助及び曳航サービス
CSX   12       ハワイ、プエルトリコ、アラスカ向けコンテナ輸送
Foss Maritime   1 17 21 59 西海岸における船舶補助、曳航サービス
Hawaiian Tug & Barge       8 5 ホノルルとハワイの他島間のバージ運航
Keystone Shipping 4         アラスカ−太平洋岸北西部/カリフォルニア間の原油輸送
Manson Construction       32 8 西海岸における浚渫物輸送
Maritime Overseas 4         アラスカ−太平洋岸北西部/カリフォルニア間の原油輸送
Matson   13   4 2 ハワイ−西海岸間のコンテナ輸送
Phillips 6         アラスカ−太平洋岸北西部/カリフォルニア間の原油輸送
Sause Bros.     7 11 32 西海岸、及び西海岸-ハワイ間の曳航
Sea Coast Towing   2 5 7 13 プジェット湾における石油製品及び砕石のバージ輸送
SeaRiver 5         アラスカ−太平洋岸北西部/カリフォルニア間の原油輸送
Shaver Transportation       17 11 コロンビア川の穀物/砂利輸送、沿岸デッキバージ運航
Tidewater     50 70 20 コロンビア/スネーク川及び太平洋岸北西部におけるバージ運航
Totem   3       太平洋岸北西部−アラスカ間のコンテナ輸送
Zidell     10 26   コロンビア河川系における乾貨物及びタンクバージ運航
東海岸/Gulf Coast
Allied Transportation     11 3 9 東海岸及びメキシコ湾岸沿いの石油製品・バラ荷貨物バージ輸送
American Heavy Lift 4         メキシコ湾岸及び東海岸沿いの石油製品輸送
Atlantic Tankships 1         メキシコ湾岸-東海岸間のケミカル製品輸送
Bouchard Transportation     20   17 ニューヨーク地域及び沿岸における石油製品の配送
Central Gulf   1       メキシコ湾岸沿いの硫黄輸送
Coastal Tug & Barge     16   12 東海岸及びメキシコ湾岸沿いのタンクバージ運航
Columbia Coastal       14   大西洋岸及びメキシコ湾岸沿いのコンテナ・バージ・フィーダー運航
Cross State Towing     7 8 8 主として沿岸石油製品配送
Gulf Coast Transit   3   12 13 東海岸及びメキシコ湾岸におけるドライバルクITB及び船舶運航
Hughes Bros.       55 3 ニューヨーク港及び近郊におけるバージ運航
Hvide Marine 11         メキシコ湾岸及び東海岸における化学製品、石油製品輸送
Keystone Shipping 5         メキシコ湾岸及び東海岸における化学製品、石油製品輸送
K-Sea Transportation 3   19 1 11 ニューヨーク/ニューイングランド地域における石油製品の配送
Leevac     17   14 メキシコ湾岸及び東海岸における化学製品、石油製品輸送
Maritime Overseas 2         沿岸石油製品配送
Maritrans 4   11   11 石油製品の沿岸輸送、東海岸沖の艀輸送
McAllister       8 55 東海岸における船舶補助、曳航
Moran Towing     16 15 88 沿岸タンクバージ及びドライバルク輸送、及び河川ホッパーバージ運航
Penn Maritime     18   13 東海岸及びメキシコ湾岸沿いのバルク・アスファルトのバージ輸送
Reinauer     28   18 沿岸バージ運航。現在2隻のATBを新造中
SeaRiver 4         メキシコ湾岸及び東海岸における化学製品、石油製品輸送
Sheridan 6         沿岸航路における大型タンクITBの運航
Tarmac-America       115 12 東海岸の砕石バージ輸送。現在Vulcanが所有
Trailer Bridge       7   東海岸-プエルトリコ間のコンテナ・バージ輸送
Weeks Marine       122 30 沿岸及び内水域におけるデッキバージ及び特殊バージ輸送
ミシシッピ河川系
American Comm. Barge     457 4,540 200 ミシシッピ河川系最大のバージ運航会社
American Electric Power       1,805 45 主にミシシッピ川における石炭バージ輸送
American River     85 2,033 38 ミシシッピ川の穀物その他の乾貨物輸送
Bunge       454 5 ミシシッピ川の穀物輸送
Canal Barge 2   112 140 18 石油及び乾貨物の河川輸送、デッキ・バージ・オフショア輸送
Coastal Towing     81   30 ミシシッピ川及びイントラコースタル・ウォーターウェイにおける黒油輸送
Crounse Corp.       744 25 ミシシッピ河川系におけるドライバルク・バージ運航
Ingram Barge     163 1,546 62 ミシシッピ川におけるタンク及び乾貨物バージ運航
Kirby     875   215 河川タンクバージ運航及び、オフショアタグ/バージユニット6隻の運航
Marathon Ashland     163   6 自社製品及び顧客の製品の河川タンクバージ輸送
Midland Enterprises       2,410 71 ミシシッピ川最大の乾貨物バージ運航会社
Mid-South Towing       779 25 河川バージ運航。Gulf Coast Transitの姉妹会社
Riverway       529 12 ミシシッピ河川系における有蓋ホッパーバージ運航
Union Carbide     94     ミシシッピ川における化学製品輸送
五大湖
American Steamship   11       五大湖における石炭及び鉄鉱石用ばら積み貨物船(セルフアンローダー)運航
Bethlehem Steel   2       五大湖における石炭及び鉄鉱石用ばら積み貨物船運航
Cement Transit   2       五大湖におけるセメント用ばら積み貨物船運航
Central Marine Logistics   3       五大湖における石炭及び鉄鉱石用ばら積み貨物船運航
Cleveland Tankers 2         五大湖における石油製品配送
Grand River Navigation   3       五大湖における石炭及び鉄鉱石用ばら積み貨物船運航
Inland Lakes   3       五大湖における石炭及び鉄鉱石用ばら積み貨物船運航
Interlake Steamship   10       五大湖における石炭及び鉄鉱石用ばら積み貨物船運航
Oglebay Norton   12       五大湖における石炭及び鉄鉱石用ばら積み貨物船運航
USS Great Lakes Fleet   7   1   五大湖における石炭及び鉄鉱石用ばら積み貨物船運航
Van Enkevort T&B       1   五大湖における鉄鉱石、岩石、石炭のセルフ・アンローディングITB輸送
出典: Army Corps of Engineers Waterborne Transportation Lines of the U.S., 1999; Maritime Administration Domestic Trade Cargo Carrying Fleet, June 2000; Sparks Barge Fleet Profile 2001; Lake Carriers Association Vessel Survey November 2001; company financial and operational records








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