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8. PLB仕様
 
8.1 機能的仕様
 
[1] ホーミング周波数: 121.5MHz
[2] 表示灯: ストロボはなく通電・送信を表示するLED表示器を有する
[3] テスト機能: 電池電圧、1バーストの送信を含む機能あり。1バーストの送信時間は440ms±1%。送信していることを確認できるLED表示機能有り。
[4] 浮揚: 浮き得るが自立しない。(横になったままの姿勢で浮く)浮かせた状態で送信するにはオプションの“浮き''が必要
[5] 再帰反射板: なし
[6] 表示: 製造者名、機器の型式、製造番号、製造年月、簡易操作法起動および停止法、電池の有効期限、MMID
[7] 余熱時間: 15分以内
[8] 始動方法: 独立した2つ以上の操作でスイッチを“ON"にする(手動)水センサーは無し
[9] 停止方法: スイッチを“OFF"にする(手動)
 
 
8.2 電気的仕様
 
8.2.1 一般的仕様
 
[1] 空中線  
 パターン: 直線偏波
 VSWR: 1.5以下
 インピーダンス: 50Ω
[2] 電池  
 タイプ: パック式二酸化イオウ・リチウム電池(単3サイズ×4本)
 公称電圧: 7.2V
[5] 動作時間: 24時間以上
 
 
8.2.2 送信機406MHzの仕様
 
[1] 送信周波数: 406.028MHz±1kHz
[2] 周波数安定度  
 短期安定度: 2×10-9以下/100ms
 中期安定度: ±1×10-9以内/min
 中期安定度のばらつき: 3×10-9以下
 長期安定度: 406.028MHz+2kHz,-5kHz
[3] 空中線電力: 5W±2dB以内
[4] 変調: 位相変調±1.1±0.1ラジアン
[5] 符号形式: Biphase L
[6] 送信繰り返し周期: 50秒±5%(ランダム)
[7] 送信時間: 440ms±1%
[8] 送信立ち上がり時間: 5ms以内
[9] 変調速度: 400bit/s±1%
[10] 変調立上り、立下り時間: 50μs〜250μs
[11] 変調対称度: 0.05以内
[12] 連続送信: 送信制御回路と別回路で45秒以内に連続送信を防止
 
 
8.2.3 送信機121.5MHzの仕様
 
[1] 送信周波数: 121.5MHz±6.075kHz
[2] 尖頭輻射電力: 50mW±3dB
[3] 変調: AM
[4] 変調周波数: 300Hz〜1600Hz
[5] 変調繰り返し周期: 2Hz〜4Hz
 
 
8.3 機械的仕様
 
[1] 自動離脱機能: なし(ライフジャケットのポケットなどに入れ常に携帯する)
[2] 余剰浮力: 約40g(浮き得るのみ)浮揚した姿勢で送信するにはオプションの”浮き”が必要
[3] 曳航ロープ: 浮力のあるナイロンφ2mm
 引張りの強さ: 180kg
 長さ: 約3.5m
[4] 外形寸法: 幅74mm 高さ150mm 奥行44mm(アンテナ・突起を除く)
[5] 重量: 約450g
[6] 水密: 水温より45℃高い温度に1時間放置した後、20℃以下の水に深度2mで5分間放置し浸水がないこと
[7] 水面落下: 5mの高さから水面に2回落下し異常がないこと
[8] 使用温度: -20℃〜55℃
[9] 保存温度: -30℃〜70℃








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