日本財団 図書館


オーパス・県立プール
 クラウディア (総務班)
「次回、ドイツにも行きたいなー!!」
 去年からずっと待ち続けていたWGも終わってみればあっという間の出来事でした。趣味が国際交流である私はすぐにボランティアに申込みました。
 会場が決まり仲間とも顔見しりになるにつれ、研修への参加も楽しみになりました。
 オーパス会場、県立プール会場が担当場所でした。手が空いている人が忙しいパートを手伝うというスタイルが皆出来ており楽しく活動出来ました。
 選手達とも業務を通じて交流することが出来ました。
 前では仏語、右で英語、左で独語、後で伊語と、秋田にいて多言語を耳にした事がとても感動的でした。選手とコミュニケーションを取りたいと思えば数日で言葉が頭に入り、口から自然に出ている私にもおどろきました。
 WGに参加出来て、国際交流以外にも県民の方々との交流も私の大切な宝物となりました。
 「次回のドイツ大会にも行きたいなあ」と、もう次のステップヘと進んでいます。
小玉 真義 (競技運営班)
「二極状態のボランティア」
 のんびりしたオーパス。
 嵐のような県立プール。という二極状態のボランティアでした。
 オーパス初日には英語が聞けるけど話せないという自分の力のなさにかなり落胆させられました。しかし、それでもこりずにバスの送迎、案内係等をやっているとオーパス最終日にとんでもないことに。
 なんと私が、男か女かで盛り上がっている選手と審判に遭遇。私は、その場を立ち去りたかったのですが、場所は山の中の給水所。私は水の番。しかも同僚たちは英語が分からない。私は話の内容は嫌というほどわかるけれど声が出てこない。
 いや〜、愛想が良すぎたんでしょうか。その後に立ちよった女性選手も似たような疑問を持っていたようですが、一緒にラウンドしている選手は“Cute Boy”(かわいい男の子でしょ)と言ってくれていました。ありがとうございます。
 県立プールは、初日から上層部どうしがもめて険悪な感じでしたが、はじまってみればおおかたスムーズに動いてほっとしました。
 書類をわたす予定の人が行方不明になるという事件もありましたが、みんなが捜してくれて、いなくなった人にも次からは決まった席に座っていていただくことになり、無事解決をみました。
 最後に一緒に働いた外国の方と記念写真も撮り、大満足の感で県立プールも終われました。
横山 勇樹 (競技運営班)
「言葉より大切なものがある!」
 諸星裕先生、ロン・フローリック会長などの著名人と記念撮影ができたこと、ボランティア・事務局を始め、有名な選手などたくさんの方々と知り合い交流できたことは、楽しい思い出となったと同時に、人生の財産になる経験となりました。
 オリンピックと違い、既存の施設を使って大会を成功させたことは、大きな意味があると考えています。秋田WG2001をきっかけに、世の中が良くなると信じていましたが、今回のNYで起きた大規模テロ事件を大変残念に思います。
 WGは、語学力を発揮できる貴重な機会でもありましたが、握手やアイコンタクトのとり方など、言葉よりも大切なものがあることに気づきました。大会終了後もAIAのボランティアや、英会話サークルなど積極的に取り組みたいです。
 今回参加する「Thank you party」では、8月26日のボランティアパーティーや、昨年11月に行われ、自分が出られなかったパワーリフティング大会で活動された友人や、高校時代の恩師などの顔が見られるのを期待しています。
 自分が配置された会場のみならず、他の会場で共同通信の記者の通訳をしたり、役員の方々とコミュニケーションがとれたことは一生の思い出になります。
 WG11日間が終わり、少し寂しい気もしますが、平成19年の秋田国体などに積極的に関わりたいと思っています。
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妹尾 尚子
「やっぱり世界は広くて深い」
 一家三人で参加させてもらいました。幸いWG期間中ちび(三歳)の体調が悪くなることもなく予定通りボランティアができました。
 研修期間中はちびも一丁前に「ボランティアに行く。」などと言ってました。研修に連れていくと静かな会場の中で、一人にぎやかにしていました。(フィールドアーチェリー・県立プール会場のみなさま、ご迷惑をおかけしました。)
 WG期間中も、ちょっと会場に顔を出すと外国人選手やコーチに「Bon jour」とか言っては受けていました。このちびがまだ胎内にいた頃に登録したボランティアなので、三年後にはちびをしょって参加しようと思ってました。現実にはそれは無理でしたが、でもちゃんとちびっ子友好大使をやってました。
 WGでは、未だかつて一度も聞いたことがないフィンランド語やちんぷんかんぷんのスウェーデン語会話を耳にし、とっても不思議な気がしました。「理解不可能」と判断すると彼らが遠い存在に思えてしまい、英語で話し出した途端、身近に思えてきました。
 イスラエルのジャッジマンは「7力国語が話せる。」と言ってました。いや〜、やっぱり世界は広くて深い。
 いろんな言葉を聞きに、いろんな文化を体験しに、どんどん外にでていきたいと痛切に思いました。
 秋田にも外国語を話す人がたくさん住んでいて、世の中にはいろんなスポーツがあって好意あふれる人たちがこんなにいる事に驚きました。
 いろ〜んな事があったお祭りのWG。ありがとうございました。
純ちゃん (会場総務班)
「大変だった分、選手達の笑顔にこみ上げるものが」
 私は、オーパス&プールの2会場で活動することができました。
 どちらも会場総務の担当だったのですが、会場によって雰囲気も仕事の内容も全然違っていて、ものすごーく勉強になりました。(これ実感です)
 オーパスは「フィールドアーチェリー」という競技のためか、とてもアットホームでフレンドリーな雰囲気の中でできました。選手とも、わりと気軽に交流できたし、大きなトラブルもなくすごく楽しかったです。
 反対にプールは、もう初日からピリピリムードで、緊張感漂う中での活動となりました。精神的にも、体力的にもしんどかったです…。でも、ボランティアとしては、思っていた以上に責任ある仕事に就かせてもらえましたし、大変だった分、選手達が笑顔で帰っていったときには、こみ上げてくるものがありました。
 私一人は、本当に小さな力だったけれども、素晴らしい仲間と一緒に頑張れたことと、いろんな思いを共有できたことは本当によい経験です。参加してよかった!!
 今は感謝の気持ちでいっぱいです。これからも活動の機会があれば、経験を活かして積極的に参加していきたいので、皆さん声をかけて下さい。
秦 孝典 (報道広報班)
「グローバル・スタンダード!?」
 私は、オーパスと県立総合プールで、報道広報班として、競技記録の入力と、取材で会場を訪れるプレスの方々の対応をしました。
 いろいろな意味で勉強になったことが1つあります。それは、「グローバル・スタンダード」。こちらから見ると、の〜んびりと作業しているのが実は世界標準らしく、良く言うと「あせらずゆっくりと」なんです。競技団体が「グローバル・スタンダード」で動いているので、記録が上がって来ないんです。プレスの方々も同じように待っていて、なかなか来ないことに対して一言、プレスの方に謝ったんですが、「みなさんは悪くないんです。がんばっているんですから」と言ってくれたんです。これは、とてもうれしかったです。
 オーパスでは平穏に事が進んでいったんですが、プールでは「奴」に振り回されました。まあ、ここまで細かいことを言う人はまずいないです。と、まあ、いろいろありましたが、充実した10日間でした。
 最後に1つ。オーパス&県立総合プールで活動したみなさんへ。
 みなさんとともに活動できて、私はとてもうれしかったです。はじめは少々不安なところもあったんですが、その不安は初日でとれました。
 とても楽しい10日間でした。
本当にありがとうございました。
鈴木 律子 (警備交通研)
「世界のレースを見てこれまで知らなかった競技について説明している私に」
 私がこの大会にボランティアとして参加しようと思ったのは、なんといってもこのような世界的な大会が秋田で開催されることはめったにない(私が生きている間はないかもしれない…)ので、何らかの形でかかわりたいと考えたからです。
 知っている人もいなかったので不安もあったのですが、研修や英会話教室に参加していくうちに知り合いもでき、次第に自分の中で大会が身近なものになっていきました。
 ただ、全体的な雰囲気として県民の関心が今ひとつ盛り上がっていないように感じられて、はたして観客が来てくれるのだろうか、とゲームが始まる直前まで心配でした。
 でも始まってみたらそんな心配はどこへやら…。私の配属されたオーパスとプールでも大勢の人が見に来てくれました。
 特にプールでは予想をはるかに超える観客数で、びっくりするやらうれしいやら…。選手の皆さんも驚いていました。
 幸いなことに世界の技とレースを眼のあたりに見ることができ、これまで知らなかった競技について、得意気に家族や友人に説明している私になっていました。
 このボランティア活動を通じ、多くの人たちと交流を深めることができ、私にとってほんとに貴重な体験となりました。
 皆さんお疲れさまでした。ありがとうございました。
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ナオミ (会場総務班)
「補習をさぼってワールドゲームズのボランティアに参加」
 高3の夏休み。本当ならば受験に向かって勉強しなければいけない時期なのに補習をさぼってワールドゲームズのボランティアに参加してしまいました。
 研修も定期考査や模試と日程が重なり、最後の1回しか参加できず不安のまま当日となりました。
 しかし、当日には大きなトラブルもなくスムーズに進み、楽しんでボランティアの仕事ができました。外国人の方への対応も上手くでき(1回だけ語学ボランティアの方に手伝ってもらいましたが…)英語話せてよかったなあと思いました。
 このボランティア活動を通して学校では学べないことをたくさん学んだ気がします。
 それに、もしボランティアに参加していなかったら、ワールドゲームズに興味を持たないまま過ごしてしまったと思います。自分も参加して、自分の目で見たから楽しかったし、感動もあったんだと思います。
 高校最後の夏に素晴らしい思い出ができました。
菅原 尚子 (競技運営班)
「助け合い、日程を終了したときは充実感でいっぱい」
 県立プール担当になり、仕事の内容は競技運営班でした。直前の打ち合せなどあまり出来ない箇所で、当日の流れに添って役割を果たすという事でしたので、不安が先だってどうなるかと思いましたが、大会当日、リーダーの指示を受けながらボランティア同志助け合い二日間の競技日程を終了した時は充実感でいっぱいでした。
 準備も含めて4日間の活動でしたがボランティア仲間・選手・役員の方々との交流、かけがえのない経験をさせて頂きました。ありがとうございます。
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小西 とも子 (警備交通班)
「なんてったって 広報班!」
ボランティア広報班は個性派集団。一年近く活動を続けたメンバーが多く、高校生から今が盛りの中高年まで。
ジェネレーションギャップを埋めて大車輪の奮闘をみせたのが、かの有名な北嶋マジシャン。私は押しかけアシスタント。
夜の会議は疲れていてつらいこともあったが、彼の名(迷?)仕切りで笑いころげながら終了。イヴェントの時など大いに助けられた。
広報班の仕事のひとつは、ナミー・ハギーに変身すること。特権かな?。みんな「アッツェーヨ!」といいながらも子どもたちの歓声や記念写真を楽しんだ。
また、若者と活動を共にするとき初々しい率直さに感動し、我が身の手垢まみれに反省しきりであった。
WGは他にもさまざまな分野で大きな成果を上げたが、何よりも秋田で世代を超えたビックな交流ができたことが素晴らしいと思う。
WGが幕を閉じボランティア広報班の役は終わったけれど、もしかしてどこかで誰かが演じていたらがんばれーって一声お願いね。グッバイ♪
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理佳子 (警備交通班)
「〜HAPPY SUMMER〜」
 ボランティア登録した時は自分に何ができるだろうかとちょっと不安だった私も、大会を終えて早1ケ月、大大大満足の夏を心の糧に、まだニヤニヤしながら過ごしています。我が県立プールチームはとても雰囲気がよく、スタッフ全てがフレンドリーで良い仕事ができたと自画自賛!こんな私たちをよくリードしてまとめて下さった班長さんやHEADの菅さん、佐々木さんに感謝です!
 ところで、ボランティア集団は人材の宝庫、たくさんの人と出会って、みなさんの素晴らしさにひとつひとつ驚きと喜びを感じました。
 今後は手を挙げた人々をどう活かしていくかボランティアコーディネートといったことも考えていかれてはいかがでしょうか?
 これからも秋田は温かく、そして燃えていくことでしょう。またみんなで何かをしたいねと話しています。
 今回は参加できなかったそこのあなた!次は一緒にやりましょう。そしてみんなでHAPPYになりましょう〜








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