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序-5 調査研究のフロー
 本調査研究のフローは、下図のとおりである。
図 調査研究のフロー
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【参考1】
沿岸域の総合的管理について
 全国総合開発計画「21世紀の国土のグランドデザイン」の第1章第4節では、海洋・沿岸域の保全と利用に関して、次の方向性が示されている。本調査研究は、この方向性をふまえ実施した。
 
 [海と人との多様なかかわりの構築]において
 臨海部・海岸を多様な機能をもつ空間として整備し、良好な景観の形成、パブリックアクセスの確保、海の魅力をいかしたウォーターフロントの整備を図る。また、海に由来する自然、生活、文化等にふれあう健康、保養、学習等のための交流、海洋をテーマとした研究・技術交流、漁業等の海洋関連産業の連携・交流、イベントの開催、海上交通網を活用した広域観光ルートの形成等「海流連携」とも言うべき海を通じた連携・交流を推進する。なお、海洋性レクリエーション利用者の組織化や利用ルールの策定、規制と併せたプレジャーボートの保管場所の確保とその広域的ネットワークの形成を進める。
 
 [沿岸域圏の総合的な計画と管理の推進]
 沿岸域の安全の確保、多面的な利用、良好な環境の形成及び魅力ある自立的な地域の形成を図るため、沿岸域圏を自然の系として適切にとらえ、地方公共団体が主体となり、沿岸域圏の総合的な管理計画を策定し、各種事業、施策、利用等を総合的、計画的に推進する「沿岸域圏管理」に取組む。
 〜(略)〜
 なかでも、より良好な環境を形成するためには、広域的な視点から沿岸域をとらえ、長期的な目標を掲げ、段階的な計画により環境の復元、創造等を行うことが必要である。あわせて、多様な主体による個別の事業と計画との整合を図るとともに、管理者間の連携の取組を計画で位置付け、その総合的な推進を図る。
 
【参考2】
総合的管理の実現に資する社会資本整備に係わる課題の整理と方向性について
 
伊勢湾の総合的管理に向けた基本的考え方
(「平成12年度 伊勢湾沿岸域における総合的管理の実現に資する社会資本整備計画調査報告書(国土交通省中部地方整備局、中部運輸局)」より)
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