日本財団 図書館


催し物
美しき人生の音楽と癒し
  5月9日(木)  内幸町ホール
 
●プログラム●
第一部 語りと音楽 芦野宏/ピアノ小林ちから
 14:00〜15:30 「安らぎの音楽と共に生きる」
      歌とお話しでつづるシャンソンの歴史
 
休 憩
 
第二部 対 談  芦 野  宏vs.日野原 重明
 15:45〜16:30 「人生と音楽一私たちが送りたいメッセージ」
 
 
―芦野宏さんのメッセージ―
 自然をいつくしむ心から生まれた「フランス民謡」。
 人々はそれによって生きる喜びに目覚め、どんなに心を癒されたことだろう。
 17世紀の民謡「清い泉」を歌うとき、私は身も心も洗われる新鮮な気分になる。
 また、16世紀の「アビニョンの橋の上」では、童心にかえって自然に体が動き出す。
 1866年(明治維新の2年前)パリで生まれた流行歌「さくらんぼ実る頃」は、近代シャンソンの始まりといわれているが、その後、数々の名曲が生まれ、やがてベル・エポックのシャンソンにつながってゆく……。
 今回は皆さんよくご存知の「パリの屋根の下」「聞かせてよ愛の言葉」など、時代を追ってシャンソンの歴史と魅力を辿っていきたいと思っている。
 
☆癒しの音といわれる芦野さんのアルファー波の歌声と、心に安らぎを運ぶと評判の小林ちからさんのピアノ伴奏。お2人の奏でる美しき人生をお楽しみください。
 
●会  費 2,000円(LPC・新老人の会員は1,500円)
 
●参加対象 定員180名
 年齢は問いません。「新老人の会」会員以外の方でもご参加いただけます。
 
●参加申し込み方法
 今回は参加証は発行いたしません。当日会費をお支払いいただきます。
・電話でお申し込みください。
 会員の方(新老人・LPC)は会員番号を伺いますのでご用意ください。
・TEL(03)3265-1970 FAX(03)3265-1909
 
●会場地図
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(JR新橋駅・地下鉄内幸町駅/徒歩5分)
 
主催:(財)ライフ・プランニング・センター「新老人の会」
 
 
 
「新老人と家族の会」コンサート 春をうたう
会場 東京芸術劇場小ホール1
3月25日(月) 13:30〜15:40
●参加申し込み方法
 ・ハガキかファックスで「郵便番号・住所、氏名、電話番号、年齢、新老人会員の方は会員番号」をご記入になり下記までお送りください。
 ・送り先 〒l02-0093 東京都千代田区平河町2-7-5 砂防会館5階
TEL: (03)3265-1907 FAX: (03)3265-1909
参加費:会員1,000円・会員以外の方1,500円
 ・当日受け付けでお支払いください。
 ・今回は参加証の送付はございません。
 
 
 
新しい老年学へのアプローチ 
米国の成功加齢の研究から学ぶもの
3月20日(水) 13:30〜15:30
道場 信孝 LPC研究教育最高顧問
 今、自立し積極的な生き方を実践する新しいタイプの高齢者が増えています。このような成功加齢研究の先進国である米国の情報と日本でのデータを紹介し、むしろ多くの健康問題を抱えているといわれる中高年層へ向けて「新しい老年学」へのアプローチの方向を考えます。
参加費: 一般1,500円/会員1,000円
会場: LPC健康教育ビスセンター(地下鉄/有楽町線・半蔵門線一永田町駅下車4番出口)
  お申し込みは電話かファックスで
  Tel(03)3265-1907/Fax(03)3265-1909
 
 
 
いのちの旅  その6
お 話  日 野 原 重 明
 私は明治44年生まれですから、90歳になりました。私の余命は皆さんよりも差し迫っていると思います。しかし、いずれは皆さんも必ずこの世を去ることになります。それは普通のことであって、自分にだけ与えられた試練ではありません。私たちは自分の死もいのちの一部として、死の種を持って生まれているのだということを学びたいと思います。りんごの芯に種があるように、人が生きていくということは、その種を育てていることでもあるのです。
 「いのちの旅」とは、私たちの人生のことです。「人はどこから来て、どう生き、どこに行くのか」という言葉はゴーガンが自分の絵に書いたものです。ゴーガンはこの絵を極めて粗末なキャンバスに、ひと月ぐらいの間でじかに描きあげました。一番右には、生まれたばかりの子どもがいます。そして次は大人になり、人生のいろいろなことに出会った様子が描かれています。そしてだんだんと生活の悩みや苦しみが描かれて、人生とは一体何かということを考えたり迷ったりする時期がきます。そうやって齢を重ね病気になり、やがて死を迎えます。それが描かれているのです。ゴーガンは自分のいのちを悲壮な思いの中で考え、人類にとってなかなか解き明かせない問題を絵に残そうとしたのです。
(つづく)
 
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音楽劇「フレディ」の哲学者を演じる日野原先生
昨年秋、聖路加看護大学にて
 
 日本財団主催、笹川医学医療研究財団・ライフプランニングセンター共催の memento mori (死を想え)でのお話からご紹介しています








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