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Life Planning Centerからのお知らせ
お問い合わせは
LPC健康教育サービスセンター
〒102-0093
東京都千代田区平河町2-7-5 砂防会館5階
TEL(03)3265-1907 FAX(03)3265-1909
地下鉄/有楽町線・半蔵門線 南北線―永田町駅下車 (4番出口)
血圧測定ボランティア 養成講座のお知らせ
対象者 HCAヘルパー養成講座卒業生か  
  ボランティア・アドバンス修了者  
参加費 5,000円  
月/日,時間 内容 講師
1 2001 12/6(木)
14:00〜16:00
オリエンテーション・血圧とは・・・・・・ 石清水由紀子
2 12/13(木)
血圧の正しい測り方と指導法1 石清水由紀子
3 2002 1/9(水)
血圧測定に必要な循環生理の理解 道場信孝
4 1/17(木)
血圧の正しい測り方と指導法2 石清水由紀子
5 1/24(木)
血圧の正しい測り方と指導法3 石清水由紀子
6 1/30(水)
血圧の正しい測り方と指導法4 石清水由紀子
7 2/6(水)
高血圧の理解とマネージメント 道場信孝
8 2/13(水)
まとめ・テスト・修了式 日野原重明
石清水由紀子
 
主催:(財)ライフ・プランニング・センター
協力:LPCボランティア
LPCバザー 第16回
2001年11月14日(水) 10:30〜14:30
■内容■
手作り作品,雑貨,衣類,菓子,食料品,掘り出し物,オークションなど
■入場券■
100円(当日受付でも販売いたします)
■献品のお願い■
手作り作品・食品,雑貨,保存のきく食品(賞味期限をご確認ください),衣類(新品に限る)など,特に手作り品には販売希望価格をつけてご献品ください。
詳細は献品送付先までお問い合わせください。
 
《送付先・お問い合わせ》
〒102-0093 東京都千代田区平河町2-7-5 砂防会館5階
 TEL(03)3265-1907
(財)ライフプランニングセンター(LPC)/バザー係
⇒送付期間
 2001年10月1日(月)〜11月13日(火)
お持ち込みは10:30〜15:30の間にお願いいたします。(土日祝日を除く)
講演会 13:00〜13:45
 
過去を振り返り 将来へのビジョンを語る
日野原 重明先生
 (お電話でお申し込みください)
 
日野原 重明先生の近著本「新老人を生きる」光文社(1200円+税)好評発売中です
LPC美術展
11月7日(水)〜12月5日(水)
会場 LPクリニク  
交通 ・地下鉄都営浅草線  
   泉岳寺駅(A4出口)徒歩5分  
  ・JR田町駅(三田口)徒歩10分  
お電話 Tel(03)3454-5068  
日本オスラー協会からのお知らせ
−デューク大学出版から刊行されました−
 
 日野原重明先生と仁木久恵先生の苦心作「OSLER'S “A Way of life & Other” Addresses, with Commentary & Annotations (オスラー講演集「生き方」ほか,英文注釈版)」が出版されました。B5版380ページの大冊で,日野原先生の尊敬する医師オスラーの論文に1,500余もの英文の脚注をつけたものです。一冊3,000円(送料込み)サイン入りで頒布いたします。ご希望の方は日野原重明郵便口座(00170-1-31341)へお振り込み下さい。追って本を郵送いたします。なお,本著は日野原会長より全国の大学医学図書館に寄贈されました。
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いのちの旅 その2
お話 日野原 重明
 
 20世紀には,6千6百万人もの人が戦死,あるいは惨殺されました。
 私はこの夏ドイツを訪れ,ベルリンの壁が崩壊した後にできた博物館へも行ってみました。ドイツが東西に分裂していたころは,東から西への逃亡者がたくさんいました。そして見つかった多くの人が殺されました。博物館には,1台のフォルクスワーゲンが展示されており,荷物が入る部分には,槍のようなもので突つかれた穴がいくつもあいていました。ここに逃亡者が隠れていれば,容赦なく殺されていたのです。そのような悪魔の所業の痕跡が,数多く展示されていました。私は,自分がその犯罪を犯したような暗い気持ちになりました。地球上の人間は,こんな悪夢を繰り返してきたのです。20世紀は文明が急成長し,豊かな物質文化をもたらしました。しかし,そんなに便利にならなくとも,もっといのちが大切にされる世紀であればよかったと思います。
 それがますますひどくなって,核開発がすすみ内戦が絶えません。自国の利益のためには,武器さえも他国へ供与しているのです。私は「よくないものは外に出さない」そういう国民運動をすすめていきたいと思います。そうすれば,武器の輸出はないし,麻薬の輸出もない。その積み重ねが平和運動へとつながります。そしてそれを国民一人一人の願いとしていくのです。
 21世紀はもっと祖父母,両親,子どもたちが一緒になってよき家庭をもち,テクノロジーを重んじることより,いのちを大切にするほうへと向かってほしいと思います。
 私たちのいのちは有限です。すべての人は死んでいくという現実を厳粛に考えて,ソクラテスがいったように,人間が生まれてきたのは,ただ生きるためではなく,よく生きるためなのだという言葉をよく噛みしめてほしいと思います。
 (つづく)
 
日本財団主催,笹川医学医療研究財団・ライフプランニングセンター共催のmemento mori(死を想え)宮城2001でのお話からご紹介しています








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