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3. 利用データの概要
3.1 航空旅客動態調査
 航空旅客動態調査は、今後のわが国における空港整備事業の基礎資料を作成する事を目的に、2年毎に実施されている。本調査では、平成11年に実施されたものを利用した。
[1] 対象旅客:調査日に搭乗している国内線すべての旅客
[2] 調査方法:客室乗務員が調査票を配布・回収
[3] 調査時点:平成11年10月27日(水)
[4] サンプル数:約15万サンプル
3.2 幹線鉄道旅客流動調査
 幹線鉄道旅客流動調査は、新幹線鉄道網の整備・幹線鉄道の活性化等の施策の検討の基礎資料とするため、平成2年から5年毎に実施されている。本調査では平成12年に実施されたものを利用した。
[1] 対象旅客:JR及び東武、近鉄の主要優等列車・車両を抽出し、そこに乗車している乗客
[2] 調査方法:調査員による配布・回収
[3] 調査時点:平成12年10月18日(水)
[4] サンプル数:約6.2万サンプル
3.3 全国道路交通情勢調査(自動車起終点調査)
 全国道路交通情勢調査は、道路整備計画の策定のための基礎資料とするためのものであり、自動車起終点調査は5年毎に実施されている。本調査では平成11年に実施されたものを利用した。
[1] 対象旅客:自動車を利用した流動のうち、本調査では幹線交通として利用した旅客のみを対象とした
[2] 調査方法:「路側OD」はコードンラインの通過車両に対して聞き取り調査、「オーナーインタビュー調査」は抽出車両に対して訪問聞き取り調査
[3] 調査時点:平成11年10月
[4] サンプル数:約64万サンプル(対象のみ抽出後)
3.4 幹線バス旅客流動調査 幹線バスについては既存の調査データがないため、昨年度調査において508路線を対象に補充調査を実施した。
[1] 対象旅客:5つの時間帯別に便を抽出し、乗車している中学生以上のすべての乗客
[2] 調査方法:乗車時に調査票を配布し、降車時までに記入してもらい回収
[3] 調査時点:平成12年10月18日(水)
[4] サンプル数:37,920サンプル
3.5 幹線フェリー・旅客船旅客流動調査
 幹線フェリー・旅客船についても、昨年度調査において102航路を対象に補充調査を実施した。
[1] 対象旅客:抽出した便に乗船している中学生以上のすべての乗客(自動車と一緒に乗船した利用者を除く)
[2] 調査方法:乗船時に調査票を配布し、下船時までに記入してもらい回収
[3] 調査時点:平成12年10月18日(水)
[4] サンプル数:9,476サンプル
 








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