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イ 沿岸部における土地の利活用調査
 
(ア) 調査対象範囲の選定
 対象地区の水際部から、沿岸部を通る「よこすか海岸通り」から陸地側に一区画分までを調査範囲として設定した。
 
(イ) 土地の利活用の状況
 調査対象地区における土地の利活用の状況は以下のようにまとめられる。
 
● 港湾物流施設が立地する沿岸部
 「よこすか海岸通り」より海側の沿岸部には港湾物流施設が立地しており、一般者の海辺へのアクセスはできていないが、その他の区域では、沿岸沿いに整備されている「三笠公園」「うみかぜ公園」「海辺つり公園」等により海へのアクセスは可能となっている。
 
● 海を眺めることのできる飲食店はほとんどない
 新港埠頭の「横須賀新港港湾福祉センター」、平成町の「リビン」の内部にある以外には、海を眺められる飲食店はない。
 
● 海辺関連の魅力施設はほとんどない
 マリンショップ、マリーナ、乗船場、貸しボート屋等、海の利用を伴う各種魅力施設については、「猿島渡船発着所」意外に他には見られない。
 
● 海と緑の10000mプロムナード
 最も海岸に近い位置を通る「よこすか海岸通り」の道路沿いには、「海と緑の10000mプロムナード計画」の一環として遊歩道・緑道が整備されており、多くの市民に親しまれている。また今後は、馬堀海岸地区においても整備が進められることとなっている。しかしその一方で、海岸部には港湾施設が立地していることから、海への眺めが得られない区間も部分的にみられる。
 
● 海沿いに整備された公園
 海沿いには、「三笠公園」「うみかぜ公園」「海辺つり公園」が整備されており、海沿いのレクリエーションの場として、多くの市民に親しまれている。
 
 以上に示したように、中央地区の沿岸部には港湾物流施設が立地し、一般の立ち入りが制限されるエリアが広がっている。また、海を眺めるレストランやマリーナ等の海辺の魅力を高める施設の立地もほとんどみられない。しかしその一方で、近年公園が整備されており、沿岸部における新たな「共有の場」が形成されている。
 次頁以降に調査対象範囲の土地の利活用の状況を、図表4-8と写真4-3、写真4-4に示す。
図表4-8 中央地区の沿岸部における土地の利用の状況
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