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そういう意味でやはり、三浦綾子さんというのは小説家としての使命がありました。大きな影響を世の中に与えられたわけですね。しかし先ほどの平凡な主婦のかた、五人の子どもさんをしっかり育てられるという使命もとても大切です。だから何かやはり使命を持って生きるというようなことが重要なのではないかなというふうに思います。

少し舌足らずですけれども、時間がきましたので話を終わらせていただきたいのですが、最後に少し躊躇があるのですが、ちょっと今日お話をすることができなかった部分を、もし可能であれば最近私が出しました小さな本で、もし補っていただくことができればありがたいというふうに思います。2週間ほど前に『癒しのユーモア』という小さな本ですけれども出しました。今日持ってきてくださっていますので、ユーモアの持つ癒しの力というようなものについて書いたものです。それからあとは一般の方々に読んでいただいてもわかるような『ターミナルケアとホスピス』という題の本です。これが1,000円でこれが1,500円ぐらいですけれども、両方とも2,500円ぐらいの値打ちは内容的にはあるかなというふうに勝手に思っております。変な自己宣伝でお話をまとめるのは非常に恐縮なのですけれども、今日私が話をさせていただいたこと、これからの皆さまの人生にちょっとでも何かプラスになれば非常にうれしいというふうに思います。ありがとうございました。

 

司会:柏木さん、どうもありがとうございました。皆さまにご案内いたします。この後、引き続き弦楽四重奏をお楽しみいただきます。コンサート終了後、休憩とさせていただきます。

 

〔記念演奏:弦楽四重奏〕

 

 

 

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