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BOAT ASSISTANCE NETWORK

海のJAF 関西BAN

会員制プレジャーボート救難システム

備えあれば憂いなし。安全のために入会しよう!

 

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(財)日本海洋レジャー安全・振興協会では、より安全に海のレジャーを楽しんでいただくためにクルージングヨットやモーターボートのオーナー等による会員制のもとに海難救助、主に故障・トラブル等による航行不能の際の曳航サービスを行うBANを関西地区でも実施しています。

 

BAN事業サービス

 

救助サービス

「航行不能の際の曳航及び伴走、行方不明の場合の捜索。」

 

安全サービス

気象・海象情報の提供、「BAN情報」による安全情報等の案内、応急修理・回航業者の紹介。

 

快適さのサービス

会報の発行、各種イベント情報の案内、寄港/短期係留地の紹介。

 

対象となる会員(船艇)

1] 二〇トン未満の非営業用プレジャーボート(クルージングヨット、モーターボート等)です。

2] BANは会員制のため、原則としてサービスは会員が対象となります。

 

救助依頼の受付

救助艇の手配を行うための機関として横浜市内と神戸市内に、R・O・C(レスキュー・オペレーション・センター)を設置しております。

 

緊急時位置情報システム(愛称「Uコール」)

ROCが救助を手配する場合、会員からの通報位置が不正確で救助船が会合するまでに余分な時間を要するケースがしばしば起きています。このため、平成12年度から会員との連絡を確保するためのシステムとして、小型高性能のGPSと携帯電話を接続し、緊急時に非常ボタンを押せば、陸上の受信センターが瞬時に位置情報等を入手、BAN・ROCに通報してくれる「緊急時位置通報システム」を導入し、会員に勧めています。

 

会費

会費は、一艇につき入会金一万円で、年会費は、

A会員(五トン未満) 一万八千円

B会員(五トン以上二〇トン未満) 三万六千円です。

なお、小安協会員が一〇名以上纏まって一度に一般会員となる場合、入会金は、五、〇〇〇円(半額)となります。自分だけは海難事故とは無縁と誰もが思いたいのは人情。でもまさかの時の用意に一考しては如何でしょうか、JAFに入会した時のように。

 

関西BANサービス海域

 

平成13年1月1日より実施の海域

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関西BAN Q&A

 

Q:BANの救勘を受けた場合の費用はいくらですか?

A:BAN会員は無料です。

BAN会員以外の場合の救助費用は一例として下表のようになります。

[例] 5トン未満の艇で、距岸10海里でトラブルが発生、現場で1時間捜索後、最寄港まで曳航したケース

 

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