5 教材
教材として下記の図書を中心に使用した。
1] IMO条約集
・SOLAS 74/78 (Consolidated edition 2001)
・LSA Code
・MARPOL 73/78 (Consolidated edition 1997)
・MARPOL 1997/1999 Amendnrents
・International Load Line, 1966
・Supplement to ICLL 1966
・1988 Protocol to ICLL 1966
・COLREG 1972 (1990 edition)
2] PSC Manuals-Chapters 3、5、7、8
6 座学研修
(1) 座学
IMO決議A.787(19)「ポートステートコントロール検査要領」及びその一部改正A.822(21)を中心にOSCC研修所先任講師 降矢勢三が決議A.890(12)、「最小安全配員」について国土交通省海事局船員部船舶職員課海技資格制度対策室補佐官 北文雄殿がその背景と解釈、また「ポートステートコントロールマニュアル」についてTMS企画課長代理Mr. Ning Zhengが夫々解説した。
(2) 机上演習
研修初日と最終日に、研修受講者の基礎知識と理解度を調査するために、比較的平易な机上演習を行った。
課題と回答は別紙4(ExerciseI)及び別紙5(Exercise II)のとおりである。
(Exercise I:別紙4)
(Exercise II:別紙5)
(3) テクニカルビジット
平成13年2月15日(木)、日本無線株式会社 三鷹製作所(三鷹市下連雀5丁目1番1号)を訪問し、同社の主力製品の中Inmarsat-C、Satellite EPIRB、MF/HF Radio Equipment、VHF Radiotelephone、Navtex Receiver及びSART等GMDSS機器について、同社研修所担当技術者から説明を受け、GMDSSの概要と夫々の機器の性能についての理解と知識を深めた。
研修終了後、研修員の質間に対して細やかな説明を受け、研修受講者一同満足した研修訪問であった。