7. 運営:
事業の実施にあたっては、国立結核センター(担当:Dr.G.Tsogt(所長))との綿密な協議を行いながら進めた。
なお、開催時には本会の以下の職員が現地にて業務に携わり、また海外よりDr.Daniel P. Chin (Medical Officer,World Health Organization)を講師として招聘した。
青木正和(結核予防会会長)(団長・講師)
森亨(同結核研究所所長)(講師)
増山英則(同第一健康相談所診療部長)(講師)
藤木明子(同結核研究所国際協力部国際研修科総括主任)(講師)
増田恵子(事業部普及課)(業務調整)
西尾有加(総務部経理課)(業務調整)
8. プログラム(プログラム:資料1)
1) 視点
結核の基礎知識の確認
国際的基準となっている結核対策の確認
モンゴルの結核対策現状の理解
モンゴルの結核対策の現場における問題点の解決
健康教育、アドボカシー活動概念の普及
2) 講義内容(講義レジュメ:資料6)
結核の自然史、対策の疫学(森)
モンゴルの結核対策の現状(Tsogt)
日本の結核対策の経験(青木)
DOTS:果たして万能薬か(Chin)
患者発見:塗抹陰性結核の診断、受診の遅れへの対策(増山)
患者管理:患者のアドヒアランスの向上への対策(増山)
薬剤耐性結核、モンゴルの実状(森、Tsogt)
結核菌塗抹検査の精度管理・考え方・モンゴルの実状(藤木)
モンゴルにおける結核菌塗抹検査の精度管理システムの予備評価(工藤)
肺外結核診断の症例検討:胸膜炎・髄膜炎(青木・Chin)
アドボカシー活動、日本の経験(森)
全体討議
3)講師
青木正和(結核予防会会長)(団長)
森亨(同結核研究所所長)