1.4 調査方法
(1) バス支援マトリックスの作成
バス事業支援のために必要な調査項目を明示するために、昨年度同様、支援分野別に調査項目を整理したバス支援マトリックスを用いることとする。昨年度の経験を踏まえて、バス支援マトリックスは2章を通じて考察、改案、提示した。
(2) 事前情報収集、現地調査
事前に質問票を作成し対象都市の情報を収集した。調査は概略以下の方法で行った。
(調査方法)
・JICA、WB、ADBなどの既存報告書による文献調査
・TRBなどの論文集・調査報告集による文献調査
・現地当社提携コンサルタントに対しての質問票による調査
文献一覧は付録2に掲載した。
上記調査によるバス事業の状況報告は、ビエンチャンは3章、ジョホールバルは4章、メトロマニラは5章に示した。併せて、訪問スケジュール、訪問組織は付録1に掲載した。
(3) 問題点の抽出
調査を通じて明らかになった問題点は各章の最終節に示した。
1.5 調査期間
本調査は、2000年7月13日より開始され、現地調査は9月10日〜26日に実施された。同年11月30日に最終報告書が提出された。