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2 バス支援マトリックスの作成

 

2.1 バス支援マトリックスの作成手順

バス事業支援のために必要な調査項目を明示するために、支援分野別に調査項目を整理する。

整理の方法は以下に示す通りである。

1) 既存の様々なバス支援事業(日本、世界銀行の実績を中心とする)の事業内容に基づき、大まかな支援分野として整理し、これを「大分類」とする。

2) 大分類に含まれる施策を更に細かいレベルまで分類し、施策を列挙する。列挙された施策は「小分類」とする。

3) さらに右側に、小分類の施策の必要性を検討するために調査すべき項目を列挙した。これを「調査項目」とする。

4) それぞれの調査項目に派生するその他の調査項目を、「派生調査項目」とする。

考察・分類は、担当スタッフ間でのブレインストーミングによるものである。以下にこの手順を追って作成されたバス支援マトリックスを示す。

 

2.2 大分類の作成

大分類はプロポーザルを参考に、より実際の支援形態に基づいてリバイズを行い、以下のような8カテゴリーに分類された。

・車両援助

・バス専用インフラの整備

・バス事業計画に関する技術支援

・バス運行管理に関する技術支援

・バス事業規制に関するコンサルティング

・行政の組織強化に関するコンサルティング

・交通取締まりに関するコンサルティング

・都市内環境対策に関する技術支援

 

 

 

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