各グループには、2人の技術事務支援者がおり、船舶検査、証書、インボイスの処理状況及び船舶報告のフォロアップを行う。(資料12参照)
全ての購買はハンゼアティックの名前で行う。これにより、購買力を確保し、競争力のある価格での(低価格での)購買を可能にする。
船舶の技術上のランニングコストの予算は、監督が、船舶の責任者(当該予算により仕事を行い当該予算に責任を持つ者)と協力の下、作成する。この予算は船主の承認を受ける前に技術部長(Technical Director)によりレビューされる。
Full managementの船舶は、ハンゼアティックの計画整備システムにより保守整備される。
監督は、機関士としての乗船経験があり、その後造船所、検査会社又は船会社/船舶管理会社の経験のある欧州人である。
ハンゼアティックの新船の建造監督の経験には、ガスタンカー(中国)、プロダクトタンカー(クロアチア)、ばら積み船(アルゼンチン)及びコンテナ船(ドイツ)が含まれる。
シンガポールの“HSC Asia Pacific Inc.”は技術部(Technical Department)の分家であり、監督及び事務支援者がおり、極東地域においてハンゼアティックの船舶管理サービスを提供している。
“Hanseatic Marine Consultants”は、購入前の状態検査に加え、Germanischer Lloyd及びサイプラスのバハマ共和国の代理人として排他的でない検査を実施している。
3) Commercial Management
チャータリング、Post Fixture Service等のCommercial Management サービスを関連会社のHanseatic Charteringが実施している。
4) コンサルタンティングサービス
海事技術、事業に関するコンサルタンティングサービスを関連会社のHanseatic Marine Consultantsが実施している。
5) 船員の教育訓練
H社は1983年に自社の海事教育センターとしてHanseatic Marine Training School (HMTS)を設立した。現在、HMTSは他の船会社にも開放しており、船員の教育訓練サービスを提供している。HMTSはサイプラス政府のDepartment of Merchant Shipping of the Ministry of Communication and Worksの支援を受けて運営されており、また、HMSTの教育と証書はドイツ、リベリア、ノルウェー及び英国政府から承認を受けている。