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5・4・4 今後の予定

単気筒エンジンにおける性能試験は、廃食用油における遮熱エンジンの燃焼特性を明らかにし、燃焼改善・性能向上を目指す。

 

5・5 急速圧縮膨張装置を使用した廃食用油の燃焼観察

高い熱効率と低エミッションを実現するためには、燃焼の改善が不可欠である。そこで、実機と同じ燃焼室と燃焼時の実機の空気温度、圧力を再現できる急速圧縮膨張装置を使用して、廃食用油の燃焼経過を高速度写真撮影し、その燃焼状況の観察・解析を行うことによって、燃焼特性を明らかにする。その結果から、燃焼改善・性能向上の指針を得る。また、従来燃料である軽油および軽油/廃食用油の混合燃料についても同様の燃焼観察を行い、多種燃料エンジンとしての可能性を探る。

 

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図5・16 急速圧縮膨張装置外観

 

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図5・17 急速厚縮縮膨張装置

 

 

 

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