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表:e-Market Place計画の日程

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注:新会社設立は当初の予定より遅延している模様である。

資料:現地インタビュー調査

 

2] その他のB2B

現代重工業では、現代情報技術、韓国オラクルと共同で、独自のB2Bを構築する計画を持っていた。同計画には、現代グループの現代尾浦造船、三湖造船等と、取引企業3,500社が加わる予定であったが、e-Market Placeと一本化する方針を明らかにしている。

これとは対照的に、独自の動きを見せているのが双竜重工業である。同社は、中小型用船舶エンジン、同部品の電子商取引を行うEnginem.comを推進中である。同社に対するインタビュー調査でも、企業間をまたがるe-Market Placeに対しては、システム変更が必要であることを理由に否定的な見解を述べている。

さらに、現代総合商社が、2000年5月に海運・造船ポータルサイト企業であるシッピングネットに出資した他、日本のマリーンネットに対する出資を決定するといったように積極的な動きを見せている。

 

 

 

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