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Concertコンサート

オーケストラコンサート3回、室内楽コンサート5回、合唱コンサート2回、レクチャーコンサートート2回、電子コンサート1回、この他伝統音楽コンサートや作曲コンクールの為のコンサート等が、日本だけでなくアジア各国及びヨーロッパの一級の指揮者・ソリスト・演奏家によって行われます。

 

林憲政LIM Hung-Joung/指揮者(韓国) 東京交響楽団

 

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林憲政は1952年、韓国で生まれる。ソウル大学で修士をとった後アメリカのマンズ音楽学校およびジュリアード音楽院で研鑚を続ける。ソウル大学在学中から多岐に渡る現代曲を指揮する。また第14回ドン−A音楽コンクールではグランプリを獲得する。またソウル・ユース・シンフォニーでの(ユク・ヨン財団、こどもミュージアムの加盟)も高い評価を浴びている。海外でも、バーデン・バーデン交響楽団、ホノルル交響楽団での指揮により高い評価を得た。1985年、韓国へ帰国、ソウル大学教授に任命される。1989年にはプチョン交響楽団の音楽監督に就任。

 

葉聰 YEH Tsung/指揮者(中国・USA) 新星日本交響楽団

 

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5歳でピアノを始めた葉聰は1979年から上海音楽院で指揮の勉強を始め、全額免除奨学金を得て1981年にニューヨークのマンズ音楽学校で学び、学士号を得る。1983年からは修士号取得を目指してイェール大学で研鑚を積む。北米での活動としてはタックソン交響楽団、力ルガリー交響楽団、ロチェスター交響楽団、ニューヘブン交響楽団、ミネソタ・オーケストラ、サンフランシスコ交響楽団を指揮。現在、サウス・ベンド交響楽団、ノース・ウェスト・インディアナ交響楽団の音楽監督を兼任している。北京、上海、広州、香港、台北、台中の各オーケストラを指揮している。

 

山下一史/指揮者 神奈川フィルハーモニー管弦楽団

 

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1977年桐朋学園高校音楽科に入学。チェロを井上頼豊氏に、指揮を尾高忠明、小澤征爾、秋山和慶、故森正の各氏に師事。1985年12月からヘルベルト・フォン・カラヤンが亡くなるまで彼のアシスタントをつとめ、86年ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏会で、急遽、急病のカラヤンの代役としてジーンズ姿のまま「第9」を指揮し話題となった。その成功以来、ヨーロッパ各国のオーケストラで実績を重ねた。日本国内では1988年「若い芽のコンサート」でNHK交響楽団を指揮してデビューを飾り、以後国内の主要オーケストラに定期的に出演し好評を得ている。最近ではスウェーデンの名門であるマルメ交響楽団や、オークランド交響楽団の定期公演に出演している。

 

アンサンブル・モデルン Ensemble Modern(ドイツ)

 

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アンサンブル・モデルンは、1980年にユンゲ・ドイチェ・フィルのメンバーが集まって、20世紀音楽のためのアンサンブルとして結成された。彼らの本拠地は、国際ビジネス都市フランクフルトにある。アンサンブル・モデルンの特色は、団員による自営団体であること、つまり特定の音楽監督や常任指揮者を置かずに、メンバーは演奏会の場所、プログラム、指揮者から広報まで全て自分たちの話し合いで決定していることである。20世紀の音楽の多様性をプロフェショナルにフレキシブルに表現できる現代の貴重なアンサンブルである。

 

上海新音楽団 Shanghai New Ensemble(中国)

 

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朱践耳 ZHU Jian Er

上海交響楽団レジデントコンポーザー

 

横浜と友好都市である上海から、今回の音楽祭のために特別編成された『上海新音楽団』を招き2回のコンサートを行う。メンバーは上海音楽院の教授らにより結成。

 

アジアユース合唱団

 

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隔年で開催される「新潟アジア文化祭」のため、オーディションを行い1998年結成されたアジア地域の16歳から28歳までの若者50名による合唱団。今回は、アジア地域8力国(中国、インドネシア、韓国、マレーシア、フィリピン、ロシア、シンガポール、日本)の若者が集う。

 

東京放送児童合唱団(指揮:古橋富士雄)

 

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撮影:小出誠

 

1952年にNHKの教育・こども番組の充実を目的に設立された。ラジオ、テレビに出演するかたわら、毎年定期演奏会を開催。1977年から10回にわたるヨーロッパ演奏旅行を行い、優れた邦人作品を数多く紹介している。現在小学校2年生から高校2年生まで、約300名の団員が活動している。

 

小田原少年少女合唱隊(指揮:桑原妙子)

 

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1963年に「歌いたい子供の心を大切にしよう」と結成され、保護者のヴォランティア活動として運営されている。小学校1年生から高校3年生までの70名の少年少女が在籍。国内国外の数々の合唱コンクールに入賞している。

 

静岡児童合唱団(指揮:戸崎裕子)

 

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1943年、故戸崎舜裕により創設。戸崎裕子が後継者となり全国的に活躍。1970年ブルガリア国立ソフィア少年少女合唱団と姉妹提携。これまでに7回ヨーロッパ演奏旅行を実施。ヨーロッパのバロック以前の合唱作品や民族音楽を始め、現代邦人作品の紹介に努め、多くを初演、CD化している。

 

 

 

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