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○アメリカ合衆国沿岸警備隊 ジェームス・M・ロイ長官

○海上保安庁 荒井正吾長官

※中華人民共和国については、直前まで中国公安部の趙永吉副部長を招待すべく調整を行ったが、最終的に業務多忙等の理由で出席が得られなかった。

 

3. 日程

12月19日(火) 各国長官等来日

12月20日(水) 長官級会合(1日目)

09:00〜09:30 開会式

運輸総括政務次官、日本財団会長他出席

10:00〜17:00 会合

12月21日(木) 長官級会合(2日目)

10:30〜11:30 内閣総理大臣、運輸大臣表敬

13:00〜14:00 会合

14:30〜15:00 共同記者会見

12月22日(金) 各国長官等帰国

 

4. 開催の背景

海上保安庁では、我が国周辺海域における薬物・銃器の不正取引、密航及び海賊等の国際犯罪の予防・取締り、人命及び船舶交通の安全確保並びに海上環境・防災対策等に迅速かつ的確に対応するため、これまで中国、韓国、ロシア及びアメリカ等北西太平洋地域諸国の海上警備機関等との間で2国間ベースを中心に実務的な協力関係の構築及び発展に努めてきた。また、こうした2国間での協力関係の構築は、米露間又は韓露間といった日本以外の各国の海上警備機関間でも構築されてきているところである。

しかしながら、いわゆるグローバル化の負の効果として国際犯罪の広域化、スピード化、加えて、便宜置籍船や船員の多国籍化等による国際海運の複雑化を受け益々悪質・巧妙化しており、こうした2国間の協力関係を発展させ、多国間のより広範な海上警備機関間の連携・協力の推進が必要な情勢となっているとの認識から、海上保安庁では、北西太平洋地域諸国の海上警備機関のトップを招き、「北西太平洋地域海上警備機関長官級会合」を開催したものである。

 

 

 

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