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参加人員、論文数共に開催国の韓国が多いのは当然であるが、英国は前回の開催国、日本は隣国、次いで中国であるのは韓国造船に追いつく中国の意気込みと受けとめることができよう。

 

3 State-of-The-Art Report

第6回NewcastleにおけるIMDCで決議された「造船教育の現状」に関し、ニューカスル大が世界の45機関に対してアンケート調査を行い、28大学から得た回答を纏めたものの報告である。学生数、授業時間、教授陣、教育内容、使用されているCommercial Softwareおよび設計経験のあるスタッフの不足、適当なソフトウェアの不足、授業時間の不足等現状の問題点を指摘した報告書になっている。設計教育に携わる者にとってはよい参考になろう。

 

表2 分野別・国別発表論文数

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*;[State-of-the-Art Report]1編を合む。

 

表3 韓国大学の造船学生数

002-2.gif

+Estimated number

 

4 IMDC国際会議

5月22日International Committee Meetingが開催された。

出席者:P. Sen (英)、R. Bhattacharyya (米)、S. Erichsen (諾)、K. S. Min (韓)、N. Fukuchi (日)、N. Takarada (日)、member外のA. Papanikolaou (希:次回開催国として)

 

 

 

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