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甲斐リーダー:現在、招請者について「美容」に詳しい方ということで、TBC(東京ビューティーセンター)とか山野愛子氏とか、いろいろ打診をしているところである。いい方がおられればご紹介頂きたい。事業の3年目として、何らかのかたちを出して行きたいと思っている。

西村委員長:地元医師会と温泉観光関係者とのジョイントで研究会(「ONSEN地療法研究会」)が出来たということであるが、…。

甲斐リーダー:今まで、医師会とか他団体と別府市旅館組合連合会との交流が無かったのは、「観光」が物見遊山の観光で、ただ「観るだけ」の観光だったり、どんちゃん騒ぎする要素が強かったから、医師会や他団体としても交流する必要が無かったのではないか。それが、今回、我々のプロジェクトが、いきいきとした観光地を目指していろいろと取り組んでいるということで、医師会も乗ってくれるようになった。

「ONSEN地療法研究会」は、現在、滞在型温泉療法プログラム(2泊3日程度の)を試作中であり、10〜12月にシュミレーション事業を計画している。各月、プログラム(テーマ)を変えて実施する。お腹周りが気になる40〜60歳代の女性を10名程度、県内から募集(参加費は10万円位)し、3回のシュミレーションを通して温泉療法を体験して頂く。

県の保健所は、このシュミレーション事業に係る医者、運動療法士、温泉療法士、会場費等を補助することになっている。

西村委員長:資料には他団体の取り組みも紹介されているが、連携してやるということか。

甲斐リーダー:別府ONSEN文化国際交流事業が契機となって、これらの団体と連携した取り組みを活発に行っており、広がりを持ってきたと思う。

国際ビジネスネットワークが11月に海外招請事業でイタリア・アバノから人を呼ぶので、我々の11月の事業にも連携してゲストとして参加して頂き、温泉と美容についてのノウハウの紹介や提言をしていただくとともに意見交換等を行い、交流をひろげたいと思っている。

また、7月に国際ビジネスネットワーク(商工会議所)が実施したイタリア海外研修事業には、我々のプロジェクトチームをはじめ、これらの各団体も連携して取り組み、総勢16名が参加した。

(参考) 他団体

・ONSEN地療法研究会(会長 畑医師会会長)

市旅館組合連合会と市医師会、県保健所が連携して温泉医療について研究しているプロジェクト。

・別府ファッションタウン推進協議会(会長 小間喜氏)

 

 

 

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