気液平衡器前面に取り付けてある容器内にフロート型センサーが設置してある。例えば、気液平衡器内が陰圧になった場合、分析器(NDIR)へサンプル空気を導入するテフロンチューブ内に海水が吸引される。この際、容器内に浸入した海水によりフロート型センサーが持ち上げられると、自動的に海水モードの循環ポンプが停止し、大気開放ドレンバルブを開くコマンドがパソコンより送られ、気液平衡器内の海水水位が下げられる。また、CO2計パソコンで取込んでいるデータには「*マーク」が付き、正常な状態時と区別されるが、シーケンスは停止しない。また、海水ストップバルブは作動しない。センサーが復帰した場合は、次のシーケンスから正常に作動する。
10-2) 排水タンク漏水センサー