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4. 海水導入手順

 

全観測機器の立ち上げが終了したら、次に海水を装置類に通水するための準備をする。

 

4-1) 海水導入準備

東京湾出港後、約6時間後から海水を通水し始める。その旨を機関長、一等航海士に事前に連絡して、了承を得ておく。またマニホールド一番左のバイパスドレインのみ開けておき、供給される海水の全量が排水タンクへ排出されるようにする。

 

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4-2) 海水導入手順

1] ステンレスたわしフィルターをはずした状態で、元バルブを全開にし、海水を流してラインを洗浄する。この時システムの電源が落ちていると、海水ライン上にある海水供給停止バルブが閉じた状態になり、海水が流れないので注意する。海水ラインに漏れがないか即座に確認する。(左;給水側元バルブ、右;海水供給停止バルブ)

 

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