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4] 「Bach」を選択し、「Read」で「pCO2cal.bch」を選び、「繰り返し」にマークした後「EXIT」を選択する。

5] 初期画面上の「サンプリング」を選択、「Auto Bach ON」と「Save」を必ずマークしてから、「Start」させる。この時チャートとCO2計観測野帳にUTC時刻を記入する。ファイル名はUTC名で自動的にはいるので、これも控えておく。

6] 標準ガスStd-1〜4が繰り返し測定される。約3回測定したら、「Stop」、「EXIT」を押し、初期画面に戻る。

7] パソコン画面上の「pCO2.datへのショートカット」を押し、先ほど測定した検量線用データのファイルを開き、各標準ガスのOutput値を記録する。

8] X軸;OUTPUT値、Y軸;ガス検定値として検量線を引く。

9] 精度が確認できたら、次に同様の方法で「pCO2086e.bch」をスタートさせる。この時必ず「繰り返し」にマークをする。

10] 大気測定時のチャートを確認して、コンタミが起こっていないか確認する(あらかじめ、本船フライングデッキ左舷、船首側に取り付けてある大気取り込み口に排煙がかかってないかことを確認しておく)。

11] 観測開始日時をCO2計観測野帳およびチャート紙に記録する。

[別紙-3. CO2計観測野帳 参照]

 

3-4) SBE21-Sea term起動

SBE21とSBE21用ノート型パソコンの通信設定を行う手順を説明する。

 

1] SBE21用ノート型パソコン画面上の「Sea Term」アイコンをクリックし、SBE21との通信ソフトを起動させる。

2] 「Sea Term」の画面左上にある「Connect」ボタンを押し、SBE21との通信を開始する。コネクト成功すれば、「>S」と表示される。コネクトできなければメニューバーの「communication」で次の設定条件であるか確認する。{Baud Rate = 9600}{Parity = Even}{Data Bits = 7}。メニューバーの「Configure」で「SBE21」が選択されていることを確認する。

3] 「ds」と入力するか、或いは、右上の「Status」ボタンを押し、現在のSBE21の状況を確認する。この時、時刻は正確か確認する。

4] 「st」を入力。SBE21内の時計をUTC日時に設定する。

5] 「si」を入力。データの測定間隔「60sec」を入力する。.

6] 再度「ds」で、設定内容が変更されたことを確認する。

7] 「gl」でロギングをスタートさせる。スタート後に表示される、これまでの設定内容を確認する。

 

 

 

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