図2.2.6-2　アナログ記録計のチャート

　

(2)　電源遮断装置

本船の電源スイッチの直後に電源遮断装置を設置した(図2.2.6-3)。前述2.2.2項(2)の漏水センサーが漏水を検知すると、電源遮断装置が作動し、全観測システムへの電源供給を停止するよう設定した。

　

　

図2.2.6-3　電源遮断装置(写真中央の箱)

　

(3)　無停電電源装置

停電が起きた場合、観測装置を安全に停止させること、かつ完全に停止するまでの電源を供給する目的で、無停電電源装置(サンケン電気製SMU102型)を装備した。設置場所は二酸化炭素測定装置ラック内であり、同測定装置用のパソコンで操作できるようにした(図2.2.6-4中央が無停電電源装置)。本観測で用いた無停電電源は、瞬間的な短時間停電(3分以内)の場合では、無停電電源装置が供給する電気を使用して観測を継続し、3分間以上停電が続いた場合には、無停電電源からパソコンに信号が送られ、観測装置を安全に停止するよう設定した。

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