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4.3.5 粒径別ダイオキシン類

1) 底質分析結果

粒度組成の結果及び含水比等の結果を表-4.10及び表-4.11に示す。粘土+シルト分が76%、砂分24%で礫分は見られなかった。また、含水比は92.3%、強熱減量は6.7%であった。

 

表-4.10 粒度組成

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表-4.11 含水比・強熱減量

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2) 粒径別粒子数の確認結果

(1) SS、濁度

微細な粒子の分離実験の本実験に入る前に予備実験を行い、濁度、SS、VSS、粒子数、体積等をコールタ-カウンター等によって測定した(表-4.12)。

図-4.12から、3時間後で粒子数、粒子分布も最大を得ることが検証されたため、本実験においても3時間を採用した。総粒子数は3時間後で約3800万個/mLとなって最大値を示し、2μm〜4μmが約60%を占め中央粒径であった。5μm以下の試料のSSは、390mg/Lであった。

 

表-4.12 粒径別粒子数の確認結果

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