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.1 物標までの現在距離

.2 物標の現在方位

.3 予測された最接近距離(CPA)

.4 予測されたCPA時間(TCPA)

.5 物標の計算された真針路

.6 物標の計算された真速力

3.6.3 上記3.6.2項の5及び6号は、そのデータが対水のものであるか対地のものであるかの識別を含むこと。

3.6.4 数個の物標のデータが表示される場合は、2つ以上の項目がそれぞれの選択された物標について同時に表示されること。もしデータの項目が各物標について一対となって表示される場合は、そのグループ別は、3.6.2項の1と2、3と4、5と6であること。

 

3.7 精度

3.7.1 自動追尾装置は、このAPPENDIXのANNEX 2に定義した4種類のシナリオについて、次の3.7.2項及び3.7.3項に与えられた値よりもよい精度を有すること。これらの値は、APPENDIXのANNEX 3に定義したセンサ誤差の条件で与えられ、かつ±10度の動揺を伴う環境状態のもとで、手動プロットの場合の最良な作動性能として得られるものである。

3.7.2 自動追尾装置は、物標を安定追尾したとき、その相対運動の傾向を、1分以内に次の精度(95%確率値)で表示すること。

262-1.gif

注1:安定追尾においては、自船も他船も直線針路で定速力とする。

注2:確率値は、信頼値と同じとする。

 

 

 

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