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議長

日本の運輸省から、第25回APSEMについてコメントを頂きたい。

 

日本

議長、お礼を申し上げる。ご承知のようにAPSEMは毎年、日本と日本以外の国とで交互に開催されている。今日ご出席の皆様に同意頂ければ、第25回APSEMは再び日本でぜひ開催したい。いくつかの国から、来年は参加者を増やすというお話があった。わが国はすでに1億3,000万人の人口がいるが、もう入り切れないということはない筈だ。さらに、サモアから提供されるエンターテインメントも楽しみにしている。

 

議長

東京ではなく、どこか東京以外の都市で会議を開いていただきたいという要請もあるが…

 

日本

そのお考えは持ち帰って検討させて頂きたい。確かに若干の準備は必要だが、それでもご提案をよく考えさせて頂く。

 

マレイシア運輸省

私はマレイシア運輸省の代表として、主催団体としてのAMIMと主催国としてのマレイシアを支援するためにここに出席している。マレイシア政府と国民に代って、我々の責務を適切に果せたと願っている。開会式には運輸大臣を出席させて、開会の宣言と挨拶をさせることができた。わが省の官房長も自ら出席したいといっていたが、よんどころない用事で出席できなかった。いずれにせよAPSEMが成功裡に運営されたことは実に喜ばしく、この会議を組織し、積極的に参加されたAMIMに敬意を表したい。日本で開催された1993年のAPSEMに、私も代表団の1員として参加したことを申し上げたい。APSEMを日本で経験し、今また自国で経験している。唯一の強みは、この国で開けば、より多くのマレイシア人が参加できるということだ。したがって次回には、今までよりも大規模な代表団を日本に送りたい。AMIMはこの機会と特権を利用して政府関係者を招待し、APSEMを開催する目的、意義、利益について理解を得ることができた。またこの機会に、裏方として尽力頂いた組織委員会、委員長Lee Yew Kim氏とそのチームに謝意を表したい。さらに各政府機関、特に儀典面で物的、人的ご支援を賜った総理府国際会議課にお礼を申し上げる。そして最後に、この島は免税区域なので、買物を楽しんで頂きたい。今一度、主催者にお礼を申し上げ、またご出席の皆様の多数が研修ツアーに参加されるようお願いしたい。会議はまもなく終了するが、今夜は接待の催しが企画されているとのこと。改めて御礼を申し上げる。

 

議長

マレイシア運輸省。総理府、その他関係者全員にお礼を申し上げる。また補助金を賜った日本財団にお礼を申し上げる。この会議は、最大の造船国の指導を頂き、情報を提供して頂いたために成功させることができた。

 

 

 

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